嫌われる勇気 / 岸見 一郎 ・ 古賀 史健 | jakeのブログ 

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最近読み終えた本です。



岸見一郎 / 古賀史健の『嫌われる勇気』。僕にしては珍しくベストセラー本を早いタイミングで読むことになったのですが、その理由は職場の後輩のH君がプレゼントしてくれたから。

彼とは読書について(も?)話をすることが多いのですが、「今読んでいる1冊」として彼が話題にしたのが、この本。僕自身も気になっている1冊ではあったのですが、ベストセラーはとりあえず避けるという天邪鬼な我が身。

加えて、入手したものの積読状態の本が10冊超という危険水域(家人から冷たい目で見られるレベル…)に達しているため(^^;)、もう少し時間を置いてから…なんて思っていたのですが、そんなベストセラーを避ける天邪鬼な先輩を見るに見かねて(あるいは更なる危険水域に追い込むためか…^^;)、プレゼントしてくれました。

そんな挑発(?)をされるとついノッてしまう性格が災いし、他の積読本と並行して(幸いにも全然違うジャンルの本を読んでいるので、アタマは混乱しませんでした)読んだのですが、かなり興味深いものがあり、気が付けば他の本を差し置いて最優先で読んでいました。

こういう心理学や自己啓発に関する本というのは、そこに書かれている内容に必要以上深入りしないよう(感化されすぎないよう)ある程度距離感を置いて読むようにしているのですが、この本は、そんな距離を置く必要性をまったく感じず、すんなりと入ってきました。

むしろ「どこかで読んだような…」という既読感のほうが強かったのですが、その理由は、彼(アドラー)の影響を受けたと言われているデール・カーネギーやスティーブン・R・コヴィ博士の著作をそこそこ若いときに読んで多いに感化されるものがあったため(すべて実践できているワケではありませんが)、アドラーの考え方を受け入れる下地ができていたためだと思います。

嫌われる勇気というタイトルですが、「他人に嫌われてもかまわないじゃん!」という主張をしているわけでなく、「自分の人生を生きること。他人の評価(自分がコントロールできないもの)を気にしないこと」という意味合いで使用されたのだと思います。


アドラー心理学。この本で非常に興味を持ったので、もう少し勉強してみようと思うのですが、彼が提唱する「共同体感覚」という考え方については特に興味を持ちました。

この考え方が実践できれば、世の中はもっと穏和かつ平和になるだろうなぁ…なんて。

素晴らしい1冊に出会えたことに感謝しつつ、何度も読み直し実践していこうと思います。

H君、素晴らしい本を紹介してくれてありがとう!


嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え/岸見 一郎

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余談①
アドラー心理学について、もう少し追ってみたいと思い、自分でも1冊購入しました。



こちらの感想は、また後日。


余談②
アドラーと言えば…ホームズ好きだと、こちらを先に思い出してしまいますね(^^)。