アメリカの超有名ハードロックバンド、“ ヴァン・へイレン ”のヴォーカリスト、デイヴィッド・リー・ロスのソロ時代(80年代半ばにバンドから脱退しソロ活動をしていました。近年のヴァン・へイレン再結成時に復帰しましたね…)、のベスト・アルバムです。
彼のアルバムは昔、「Eat'Em And Smile」「Skyscraper」の2枚を持っていったのですが紛失してしまい(色々バンドとかやってると、よくある話です…^^;)、最近になってふと久々に聴いてみたいなぁ…なんて思っていたところでCDを見つけたので「これも何かの縁だろう」と購入してきました。
先ほど書いた過去に所有していた2枚で「ピン!」ときた方もいるかもしれませんが、当時これらのアルバムを買った理由はデイヴィッドの音楽を聴くためではなく(^^;)、当時彼のバンドでギターを弾いていたスティーブ・ヴァイのプレイ。
もちろんデヴィッド・リー・ロスというヴォーカリストの存在も、彼がソロ活動をしていたことも“知識”として知っていましたが、スティーブ・ヴァイのキャリアを追わなかったら、あるいは永遠に聴かなかったかもしれません。
そんなワケで彼の活躍をリアル・タイムで見聴きしていたわけでもなければ、彼のソロ活動に特段の思い入れもなかったのですが、こうしてあらためて聴いてみると、歌もすごく上手いしシャウトやフェイクなんかも「これぞロック!」なんて、すごく気持ちいいタイミングで入ってくるし、非常に華のある格好いいロック・ヴォーカリストだな…なんて思いました。
それでもやっぱり、最後は「やっぱスティーブ・ヴァイ、格好いいわぁぁ~」なんて感想に至ってしまうのは、ギター弾きの“サガ”というやつなのでしょう…(^^;)。
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☆余談
我が愛機“ Ibanez:JEM-77FP” は、ヴァイがデヴィッド・リー・ロス・バンドにいた頃に作製されたモデルで、当時のライブの写真やミュージック・クリップなんかで使用していたことが確認できます。
もっとも、それを知ったのはJEMを入手した“後”のこと。実は、スティーブ・ヴァイの音楽も自分がJEM-77FPを入手してから真剣に聴くようになった…という経緯があります。
所謂“シグネイチャー・モデル”は、どちらかと言えば「そのミュージシャンやその音が好きだから…」という理由で購入されることが多いと思うので、その逆パターン(楽器→ミュージシャン)というのは珍しい部類に入るのかもしれません。当時から、天邪鬼でしたから…(^^;)。