残業代0制度を考える⑧ | jakeのブログ 

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いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

残業代0制度を考える⑦の最後に「公明正大に評価できていれば…」という思わせぶりな一文を書いたのですが“評価基準”もさることながら、「いかに公明正大な評価をするか?」という点は、非常に重要なポイントだと思います。これがブレてしまっては、制度の根幹にかかわりますから。

公明正大な評価

非常に美しく凛々しい言葉ですが、これをするには“評価する側”の資質や力量が問われるものと思います。

残業代0制度を考える⑥で書いたCさんとDさんの評価でいけば、「ノルマの達成度」については、誰の目から見ても明らか。

でも、

『Cさんが扱う商品は商品1個あたりの売上利益が500万で、Dさんが扱う商品は商品1個あたりの売上利益が200万

『Cさんが扱う商品は、超定番アイテムで、Dさんが扱う商品は新商品』だったら…?

『Cさんの取引先は既存顧客中心で、Dさんの取引先は新規顧客中心』だったら…?

という背景を見たとき「なんとかDさんを評価してあげたい…」という“思い”を抱いた方は、少なからずいたのではと思うのですが…

でも、その“思い”というものは、はたして公明正大なものでしょうか…?