Jazz Guitar Legends Vol.3 ウェス・モンゴメリー | jakeのブログ 

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ここ1~2ヶ月ほど、夜な夜な睨めっこを続けている本が、こちら。


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シンコー・ミュージックから出版されている『Jazz Guitar Legends Vol.3 ウェス・モンゴメリー』という本。ジャズ・ギタリスト、ウェス・モンゴメリーの生涯や彼の作品紹介はもちろんのこと、演奏上の特徴や代表曲のギター・スコアまで収録されている、1冊で何度も美味しい本。


夜な夜な睨めっこをしているのはウェスの代表曲「Four on Six」のスコアが掲載されているページで、8小節ずつジミジミ~ッと練習しています。


ただ、ジャズ・ギターの楽曲に本格的に取り組むのはこれが始めてで、普段使わないような指運に戸惑って自分でも驚くほど弾けず…(^^;)、ようやく弾けたと思ったら次の日には忘れてしまい、また覚え直す……なんてことを繰り返しています。



僕が、ウェス・モンゴメリーというギタリストの演奏を初めて聴いたのは20代前半の頃。スーパーの一角でやっていた「CD980円均一!」バザーで購入した、この「JAZZ GUITAR」というCDでした。


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こういうバザーCDにありがちな(?)出所不明のコンピものなのですが、収録されているアーティストは豪華でウェス・モンゴメリーのほか、ケニー・バレル、バニー・ケッセル、グランド・グリーンといった名手達の代表曲が入っています。


当時は若気の至り(?)で「エレキギター=歪ませてナンボ!」なんて思っていたのですが(今でも基本的には変わっていませんが…^^;)、ちょいと背伸びして所謂ジャズ・ギターでも聴いてみよう…なんて思いで入手し、ジャズギター独特のナチュラルで甘いトーンと、程よい緊張感に溢れた音楽はとにかく新鮮で、歪ませてナンボの若造には(^^;;)、インパクト充分なCDでした。


収録されていた4人の中でもこの中でも一番格好いい!と思ったギタリストがウェスで、このCDには「Besame Mucho」「Four On Six」「Polkadots And Moonbeams」の3曲が収録されていたのですが、特に「Four On Six」は大のお気に入り。当時はこの曲だけをひたすらリピートして聴く…なんてこともしていました(たぶん、テーマ・リフがあるというロックっぽい感じが自分の中でしっくりきたんだと思います)。


その頃は、ウェス奏法(基本的に親指で弾いていることや、彼の十八番であるオクターブ奏法など)に関する知識はまったくなかったのですが、甘く太くそれでいてダイナミックな演奏は非常に印象的で、以来「ジャズ・ギターは弾けないけれども(^^;)、ウェスは好き」なんて状態が続いていて、アルバムを見つけては買って、「ウエス、格好いいなぁ~」なんて、その世界観に酔いしれてしてました。




冒頭の本は、そろそろ「ジャズ・ギターは弾けないけれど…」ってのを何とかしたいな…と。憧れのギタリストの曲なら、飽きずに演れるんじゃないか…なんて思い購入しました。


弾けないものにトライするなんてのはホントに久々で、先ほど書いたとおり…思い切り苦戦しているのですが(^^;)、とはいえ、ほんの2小節しか弾けなかったものが、4小節弾けるようになり…8小節弾けるようになり…と、ジミジミ~ッと弾けるようになっていく喜びもまた、久々に感じています。



「ジャズも演ってます」といえるのは、まだまだ先の話ですけど(^^;)。




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