
自分が生み出したものに“たかが歌詞”とタイトルつけちゃうセンスって、スゴイなぁ…。
書き下ろし“エッセイ”…と言っても、本編の7割強はソロ名義で発表した作品の歌詞。残る3割がエッセイという限りなく「詞集」に近い構成なので、CDアルバムを買って歌詞を隅から隅まで読むという方には、ちょっと物足りない構成なのかもしれませんね…(^^;)
ただ、この3割のエッセイの中身がソロ・ワークだけに特化しているだけあってかなり濃い。桑田さんの“言葉”や“音楽”に対する思いやそのスタンスの変化などが見えて、読み応えは充分でした。
既に読み終え、今はカミさんの手元にあるのですが、戻ってきたら、これを片手にお酒でもチビチビやりながらアルバムを聴いてみるのも一興かな。
- 桑田佳祐言の葉大全集 やっぱり、ただの歌詩じゃねえか、こんなもん/桑田 佳祐
- ¥1,680
- Amazon.co.jp