昨日のVaiつながりで、久々のJEM-77FPネタを。
Ibanez JEM-77FPのポジション・マーク(インレイ)は、“ツリー・オブ・ライフ”と呼ばれているデザインを採用しています。以前紹介したモンキーグリップ同様、JEMシリーズの定番デザインになっています(一部のモデルを除く)。
弦を外した状態で撮影してみました。通常のギターと違い全ポジションになんらかのマークがあるため、一見するとポジションに戸惑いそうになりますが…
こんな感じに、葉っぱが2枚でているところが、(通常のギターの)ポジション・マークの位置だということさえ理解してしまえば、すんなり(?)弾けます。
セッション等でこのギターを他人に貸すと「ポジションがわからんッ!」と露骨にヤな顔をされたりしますけど(^^;)、僕自身は手元にきたその日から、何の戸惑いもなく弾けました。
それどころか一時期はストラトなどのノーマルなドット・ポジション・マークのギターに持ち替えたときに、ポジションを見失ってしまいステージ上で焦った…なんてことがあったくらいです。
ここまで近づけて写真を撮ると、このインレイがプリントなどではなく指板を彫って、入れてあることが分かりますね。
演奏上ことさらメリットがある…というコトはないですが、このデザインに慣れてしまうと、むしろ普通のギターの指板を見ると寂しいと感じてしまいます…^^;)。