通信講座のデメリットとしてトップに挙げられることが多いのが「自己管理」に関すること。
スケジューリングを自分でするので、「自分に厳しくない人・意思の弱い人には不向き」とか「自己管理能力が問われる」なんてことが書いてあります。
これについては、当時から「通信だけのデメリットなのか…?」なんて違和感を覚えていまして…。
個人的な意見ですが、自己管理が必要なのは、通信に限った話ではないですからね。むしろ、 どんな方法を利用するにしても「自己管理」能力は、必要なものだと思います。
例えば、通学なら自己管理はいらないのか…?を考えてみましょうか。
通学の場合、授業カリキュラムが組まれていて、これに間に合うように通って受講するわけですが…授業に間に合うように通って受講することも、「自己管理」が必要なことだと思いませんか?
「仕事が忙しくて間に合わなかった!」 … 間に合うように仕事の進捗を管理する能力は…?
「なんか今日は“ノリ”がイマイチで…休んじゃおうかな」 … なんて怠惰な心を正す能力は…?
自己管理能力…ですよね。
「通信は通学ほどスケジュールが詳細に決まっていない。だから、そのスケジューリングを自力でやるためには自己管理が通学より、問われるんじゃないないの…?」
確かに、自力でスケジューリングしなきゃいけないので、それに対して自己管理が問われる部分はあるのかもしれませんが、通信講座だって、ざっくりではありますが年間スケジュールは決まっていますからね。少なくとも僕は、このスケジューリングで困ったことはないです。
そうなると問題は、「その通りやれるか?やれないか?」という点になるわけですが…これまた、通信に限った話じゃないですよね。「スケジュール通り出席できるか?できないか?」ですから。
こうやってみると「自己管理」って、通信講座に限った話じゃないじゃん…なんて思えてきませんか?
次回は、「自己管理」が本当に必要なのは…?ということについて、考えてみます。