今週読んだ本3冊 | jakeのブログ 

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夫・父親・会社員・社労士有資格者・アマチュアミュージシャン・・・

いろんなキャラをこなしながら日々思ったこと・感じたことなんかを書いてみます。

livedoor?何だ?この会社/株式会社ライブドア

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今さら感もありますが、“あの”会社の本です。


この本が出版されてから数ヵ月後に例の事件があって、インタビューされてる経営者層が軒並み逮捕されている…という、ある意味貴重(?)な本。


賛否両論ある人だけど、堀江氏は、僕にとってすごく興味のある存在。堀江氏の本は、6~7冊ほど読んでます。タイトルが過激だったり、言い回しがちょっと乱暴な感じだから、異端児的な見方をしてる人が多いようですが、僕の印象は「すごく自分に正直で、すごく真っ当なことを考えてる人」という印象です。


で、この本もまた、一見過激に見える文章が並んでいるのですが、よく読んで、その言わんとする本質の部分を考えてみれば、「当たり前のこと」が多いなという印象でした。ライブドア自体が出版した本なので、良い面しか書いてないんだろうとは思ったし、多分にそういう面が出ているのですが、それを考慮しても、例の事件があるまで、あの会社が急成長していった理由って、実は「当たり前のことを確実にこなしてきた」こともあったのかなぁ…なんて思いながら、読んでいました。

仕事ができる人は「負け方」がうまい/宋 文洲
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ソフトブレーンの創業者、宋文州氏の本。この方の本も6~7冊読んでいるのですが、主義主張が一貫していて、読んでいて納得させられることが多いです。その一貫性ゆえに、どの本を読んでも「前に読んだような…」という錯覚(たまにネタがかぶってたりする^^;)に陥ることもありますが。


少々説教くさい部分もありますが、「日常的なことだと思っていたけど、言われて見れば、確かに変だよな…」と考えさせられたり「あ、こういうことが変だと思っていたのは自分だけじゃなかったんだな」なんて妙に納得したりで、気が付いたらもう読了!という感じでした。


「既得権」とか「社会人たるものこうあるべき論」にズバズバ切り込んでるので、「好き」・「嫌い」がハッキリ分かれるタイプの考え方・本だと思いますが、僕は、この方の考え方って、好きです。

ビジネス最強の「オレ様」裏心理術/内藤 誼人
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内藤氏の本は「裏心理術」だの「悪魔の心理術」だの「ブラック心理術」だのと、クセのある本が多く(僕が見てる限りでは、ほとんどそんな感じ)、その内容もタイトルに負けず劣らず過激だったりするのですが、自分がそういう心理テクニックを使うというより、むしろそういうアプローチを仕掛けられた場合に、どう対処すればいいのか?という視点で読むようになり、気がつけばこれが4冊目です。

この本もタイトル同様、内容もまた過激な言葉が並んでいて、例えば「マジメにやっても意味がない」とか「オレ様意識でうぬぼれろ」なんて書いてあったりするのですが、その反面で「努力するなら150%増」とか「緊張するのは当たり前だと思え」なんて少々泥臭い言葉も出てきたりする。そういう両極端な感じがうまく同居してるところが、読んでて面白かったです。書いてあることを全てやれる(やりたい)とは思いませんが、腑に落ちたいくつかのことは、早速取り入れてみようかなぁ…なんて思ってます。