「旧暦7月7日は、織姫・彦星のため天の川に渡し船が出るよ」 by ピッピ


七夕は、ほんとは旧暦でおまつりした方がいいよ~というお話をしました。

なぜ梅雨時の7月7日が七夕なの?織姫さんたち見えないじゃん!


旧暦でおまつりした方がいい、もう一つの理由。

それは、織姫・彦星が天の川を渡るための、船が用意されるからです。


夜空に船~\(゜□゜)/

そんなもの、どこにあるの?┐( ̄ヘ ̄)┌


あるんですよ、それが(* ̄Oノ ̄*)

とっておきの船が( ´艸`)



旧暦は、月にあわせた暦だとお話しました。

そのため、旧暦の日にちと月の形は、だいたいいつも同じです。

1日は新月。15日なら満月。


では7日の月は?

上弦の月。右側半分の半月です半月



旧暦7月7日、織姫たちが天高く昇るころ。

月は南西の空、天の川のふもとの川べりで、船のように傾いた形になっています。

まるで、その船に乗って天の川を渡れといわんばかりのシチュエーションです。


織姫・彦星から、ちょっと距離はあるんですけどね。


1年に1度だけ、天の川を渡って二人がデートできる日に、船まで用意されているなんて、にくい演出だと思いませんか。



新暦になってしまったがゆえに、昔からの行事の意味や良いところが失われた気もします。


今日私のところは、幸いとてもきれいな織姫・彦星を見ることができました。


残念ながら、今日見られなかった方。

また見られた方も、今年はぜひ、旧暦7月7日である8月24日にも、織姫・彦星を探してみてくださいね。


渡し船である、月もお忘れなく('-^*)/