先日、小2にして初めて長男ポンちゃんの歯が抜けました。
早い子は幼稚園の頃から抜け始めていて、ポンちゃんは「いいなぁ、ポンちゃんも早く抜けて欲しいな」と憧れのまなざしでした
私は「ポンちゃんもそのうち抜けるよ」と言い続けていました。
ところが、ポンちゃんの歯はなかなか抜けませんでした。
小学校に入っても抜けないのでポンちゃんは「オレの歯、固いんかな」と心配し始めました
いや〜、心配ごとがかわいらしいもんです（笑）
そして、いつの間にか1人称も「ポンちゃん」から「オレ」に。
そうこうしているうちに、1年生も終わりに近付いてきた冬頃。
「ママ！何か歯がグラグラする！」と言ってきました
見ると、確かに下の前歯2本が少しグラグラしていました。
お〜、ついにポンちゃんの固い歯も抜けるか！と私まで楽しみにしていました。
ところが、待てど暮らせど一向に抜けません
ついには、グラグラしている前歯の奥に小さな歯が生え始めました。
そして、それが日に日にニョキニョキ育っていくのが分かります。
毎日歯磨きの時に見ると、前歯2本だけ二重に生えていて不思議な感じでした。
私の感覚では、乳歯が抜けて歯抜け状態になってから永久歯が生えてくるものだと思っていました。
そのため、こういう生え方もあるんだなとビックリしました
そして、前歯が二重になってきたので、もうそろそろ乳歯は抜けるだろうと思っていました。
ところが、まだまだカブは抜けません。
わたしゃ、先走ってこんなものを買ってしまったというのに
男の子の顔型の乳歯ケースです。
女の子バージョンもありました。
木製なので柔らかい感じがするのがいいなぁと思って。
ところで、昔は歯が抜けたら投げてましたよね？
上の歯は真っ直ぐ下に伸びるように家の縁の下に、下の歯は上に伸びるように屋根に向かって投げると良いと言われてましたよね。
私も小学生の頃、やっていました。
不思議なことに、投げた歯ってどこかにいってしまうんです。
何十本も投げたので、投げ損なって戻って来たり、庭のどこかに転がっていたりしてもおかしくなさそうなのに。
そのため、ポンちゃんの歯も屋根に投げても良いかなとも思っていました。
ただ、ポンちゃんって本当に運動音痴なんです
だから、屋根に投げようとしても壁に投げ付けてしまって、跳ね返って戻って来るのが目に見えています
ポンちゃんって、そういう子なんです。
それにウチはアパートなので、投げ損なった歯がお隣さんの玄関先に落ちていたりしたら大変
ということで、乳歯ケースを買ってみたわけです。
ちなみに、中はこんな感じになっています。
フタが顔の形になっているので、歯もその向きで入れるのかと思ったら、まさかの横向き（笑）
まあ、かわいいので良しとしよう！
こんなものを買って、またポンちゃんの歯が抜けるの待ちだったんです。
ところが、数ヵ月経っても抜けず
「あ〜、もう彼の前歯は一生二重のままなのかしら」なんて諦めかけていた今日この頃。
ようやっとグラグラしていた右側が先に抜け、翌日には左側も抜けました！
学校に行っている時に歯が抜けたのですが、先生がわざわざ小さな袋に入れて持ち帰らせてくれていました。
しかも、ミッキーマウスの絵柄の付いた袋。
ポンちゃんに聞くと、学校の方で抜けた歯を持ち帰る小袋を用意してくれているそうで。
昔は、歯が抜けたらティッシュに包んで持って帰るのが普通だったのに！
それで、そのまま忘れて服を洗濯して、お母さんが洗濯機の底から歯を見付けてギャー！なんて話も。
まあ、何はともあれポンちゃんの前歯は無事に抜けました
ポンちゃんは、それを大事そうにケースに入れておりました
そんな様子を見ていると、乳歯ケースを用意しておいて良かったなと思いました
歯を置いておいてどうするのか、っていう問題はありますけどね
まあ、胎毛筆みたいな感じでたまに取り出して「こんなに歯が小さかったんだな」と思い出に浸るくらいはできるかな。
ちなみに、ウチでは胎毛筆も2人分既に作りました。
1年に1回くらい取り出して「うわ〜、こんなにふわふわサラサラの髪の毛だったのか！」と触り心地を楽しんでおります
乳歯は全部で20本らしいので、あと18本。
ポンちゃんは歯が固いらしいので（笑）、全部抜け終わるのはいつになるんでしょうね。
ポンちゃんと一緒に楽しみにしておこうと思います