2週間前の週末、ウチの家族が4人ともダウンするようなことがありました。

そもそもの発端は、ウチのトラブルメイカー長男ポンちゃんでした。
晩ごはんを食べている途中で、急に「お腹が痛い」と言ってトイレに駆け込みましたアセアセ
「えっ、お腹壊した?特に変なものは出してないはずだけど」

先に食べ終わっていた次男みー君の様子を見てみましたが、特に変化なし。
ふ〜、とりあえず私のごはんが原因ではなさそうアセアセ

ところが、それから待てど暮らせどポンちゃんが帰って来ません。
しまいにはトイレから「ママ〜!」と半泣きの声が聞こえてきましたぐすん

行ってみると「お腹痛いのに、うんちが出ん」と力ない返事ショック
「とりあえず、出ておいで」と声を掛けて、その場は終了しました。

ところが。
それからしばらく経って「さあ、寝ましょう」と3人で布団に入りました。
すると、5分も経たずにポンちゃんが「うんちが出そう」とモジモジし始めましたアセアセ

えっ、今?
「とりあえず、布団から出て!」と言ったのに、ポンちゃんはモジモジしてなかなか布団から出ませんアセアセ
えっ、なんで?
「早く〜!」とポンちゃんを引っ立ててトイレに向かいました。

ウチはそんなに広い家でもないし、寝室とトイレは隣り合っているんです。
それなのに、それなのにですよ。
間に合わなかった…。

トイレの電気をつけて、ドアを開けて、後はズボンとパンツを下ろして座るだけだったのに。
廊下とトイレの境い目で、立ったままやらかしてくれましたガーン

えっ、何この状況。
一瞬、3人とも固まってしまいました。

気を取り直して被害状況を確認すると、塊からの下痢みたいな感じでございました。
ひとまず、全部脱がせてトイレにブツを流そうと思いました。

ところが、ポンちゃんが「まだ出そう」と言うんです。
仕方なく、廊下にズボンとパンツの残骸を置いて、とりあえず汚れたお尻や太ももをささっと拭いてやりました。

そして「早くコイツを片付けたいな」と思いながらトイレの外で待ち。
しばらくしてポンちゃんがトイレから出て来たので、ブツを流しました。

それでも、パンツもズボンもまだまだベットリ。
これはしっかり手洗いしないとダメなヤツ。

ただ、ここで私は大きなミスを犯してしまいました。
ポンちゃんのお尻も洗わないといけないので、お風呂場でパンツも洗えば一石二鳥なんじゃない?と思ってしまったんです。

いや〜、我ながらアホでしたね。
ポンちゃんのお尻を洗ったまでは良かったんです。
でも、ズボンやパンツを洗っていると排水溝が詰まりまして。

そりゃあ、そうですよね。
バケツの中で洗えば良かった笑い泣き
激しく後悔しました。
でも、時すでに遅し。

というか、ポンちゃんを待っている間にバケツを持って来れば良かった。
そうすれば、廊下掃除の手間も減らせたのに。
めったにない事態に完全にパニクっていたんでしょうねアセアセ

そんなわけで「さあ、寝よう」というところから、トイレとお風呂と廊下の掃除をやる羽目になったのでした。

さて、ここで終わればまだ良かったんですが、夜9時にトイレやお風呂がきれいになった話なので(笑)
でもね、まだまだ先は長いんです。
そこから、24時間以上経った翌日の夜中のことでした。

眠っていると、急に吐き気を催して目が覚めました。
「何だろう?」と思いながら起き上がった途端、「これはヤバい!」とトイレに駆け込みました。

まるで二日酔いの時みたいな感じでした。
そんなことはあり得ないのに!
なんでな〜ん!
わたしゃ、この4年近く授乳のおかげでお酒を断っているというのに!
何だか理不尽さに腹が立ってきました。

と思っていると、今度はお腹も痛くなってきました。
うわ〜、もしかしてお腹の風邪?

嫌だなと思いながらも、夜遅いのでとりあえずもう一度寝ることにしました。
翌朝、目が覚めて起き上がろうとすると最悪の気分ガーン

頭はガンガンするし、胃は雑巾絞りをされているみたいだし、お腹もシクシク。
布団から出たくない。
というか、少しも動きたくない。

でも、子供たちは起き出して「お腹がすいた〜!」と大騒ぎしていました。
不幸中の幸いだったのは、その日が土曜日だったこと。
ダンナのヤーマンが休みだったんですキラキラ

とりあえずヤーマンに「子供たちにごはんを食べさせて」と丸投げ。
でも、みー君は私が目を覚ましているのを知ると嬉しそうにやって来るんです。

「ママ〜!おっぱ〜い!」ニコニコ
布団に入って来ると、上着をめくってセルフで飲み始めるみー君。
あの〜、私、病人なんですけど〜。
頭やら胃やらの痛みに耐えながらも授乳をするというアセアセ

そのままでは、エネルギーを吸い取られるだけなので仕方なく起き出しました。
そして、えっちらおっちら顔を洗ったり、洗濯機を回したりしていました。

すると、リビングの方からヤーマンの叫び声が聞こえてきました。
「みー君が吐いた!」
どうやら、朝ごはんを一口食べてそのまま戻してしまったようで。

それから、30分おきに吐く状態になってしまったみー君。
私はその頃には、熱が出た始めたのか手足の関節まで痛みだして動けない状態になっていました。
そのため、ヤーマンが小児科に連れて行くことになりました。

ただ、後で聞くとそれも結構大変だったようでアセアセ
みー君が小児科でも、帰りの車中でも戻してしまったそうです。

小児科では、洗面器を渡されていたので異変に気付いたヤーマンが何とかキャッチしたらしいのですが。
運転中はどうしようもないですよね。
おかげでチャイルドシートがえらいことになってしまったようです。

それはさておき、小児科では最近お腹の風邪が流行っているとのこと。
そして、大人も同じ症状が出ているなら恐らくノロウイルスだろうとの診断でした。

それを聞いて、私、思い出しました。
3年前の同じ時期にもかかったわ〜。
そういえば、その時も全く同じ症状だったわ〜。
どうして、ノロという診断を聞くまで思い出さなかったんだろう。

小児科の先生によると、ノロの時は上からも下からも出るので、水分と塩分が失われるのが怖いそうです。
そのため、スポーツドリンクをグラス1杯に対して塩をひとつまみ入れてから飲むと良いと聞きました。

あと、お粥にも塩を気持ち多めに入れた方が良いそうです。
そうそう、その先生が言っていたそうです。「日本人は風邪の時にお粥を食べるので、それで水分も塩分もとれますよね。じゃあ、外国人はどうするんでしょうね?」と。

確かに!
パン粥に塩を入れたりするんですかね?

それはともかく、私は普通にお粥を作って食べました。
丼にごはんを入れて、水を多めに入れてラップをかけて2〜3分チン。
一旦ラップを外して混ぜて、もう一度ラップをかけて10分くらい蒸らせばもう完成。

死にかけの私でもチャチャッと作れました。
とは言え、朝作ったのに結局食べられるようになったのは夜でしたが。

しかし、子供はやっぱり回復が早いですね!
ポンちゃんは、うんちを漏らした翌日には普通に走り回っていたし、みー君もあんなにゲーゲー吐いていたのに半日でケロッとしていました。

一方、私はその日1日は全く使いものにならず。
一切の家事と育児をヤーマンに丸投げして、ずっと布団に潜っていました。
というか、ノロって本当に辛いのよ。
布団の中でウーウー唸っているのが一番楽。

それでも、その日の夜はたくさん汗をかいて熱が下がっていっている感じがありました。
そして、翌日にはほぼ回復。
動けるようになりましたニコニコ

ところが、今度はヤーマンが前日の私と全く同じ症状。
布団の中で唸るしかない状態になっていました。

ノロはうつりやすいので、気を付けてはいたんですけどね。
やっぱり、家族だとどうしてもうつっちゃいますよね。

我が家では、看病していた人が最後にぶっ倒れて終わるのがお決まりのパターン。
今回もそのパターンで家族全員仲良くノロにかかり、無事に元気になりましたグッ

いや、でもまだ休日で良かったわ〜。
平日だったら、自分もヘロヘロなのにみー君の看病もしないといけなかったので。

そして、ヤーマンと1日違いで良かったわ〜。
親2人がウーウー唸っている中、子供たちだけ元気だったら、それはそれで悲惨な事態になっていたはず。
いや〜、今回はヤーマンに感謝感謝ですキラキラ