先日、少し早いですが、次男みー君の3歳になる七五三の写真撮影とお詣りに行って来ました
普通男の子は5歳だけみたいですが、ウチはなぜだか3歳もお祝いする感じになっていて。
ダンナのヤーマンの方の両親もやって来て、みんなでお祝いをしました。
写真スタジオでは、みー君は普段着ることのない着物やタキシードを着せてもらい、走り回って大はしゃぎ
長男ポンちゃんもタキシードを着て、恥ずかしげ
そして、いざ撮影になると子供たちはわざと変な顔をしてふざけてみたりして楽しそうでした。
そんな姿を義両親も嬉しそうに眺め、動画を撮りまくっていました。
そして、撮影が済むとお弁当を買って外でピクニックみたいな感じでお昼ごはん。
その後は、神社で七五三のご祈祷をしてもらいました。
すると、席に座ってご祈祷が始まった途端「おっぱい」という声が
やっぱり来たか
そんな気はしていたんですよね。
その場で、授乳ケープを掛けてそのまま授乳。
すると、いつものお昼寝の時間も過ぎているし、お昼ごはんを食べて良い感じに気持ち良かったんでしょうね。
みー君、すやすやと眠ってしまいました
それでも無事にご祈祷してもらうことができました。
いや、むしろ寝ていたので大人しくしていられたのかも(笑)
さて、ご祈祷が終わってふと後ろを見ると、なんとポンちゃんまで船を漕いでおりました
お経?のリズムが気持ち良かったんでしょうね。
しかし、兄弟揃って寝てしまうとは
義父は、参拝後に鳥居のところで写真を撮りたかったのに、と残念がっていました。
まあ、それでも穏やかに七五三を終えられて良かった
というのも、ポンちゃんが3歳になる時の七五三はとても大変だったので。
最近知ったのですが、ポンちゃんはどうも、いわゆる「繊細さん」らしくて。
(その話はまた今度詳しく書こうと思います。)
写真スタジオでは、服のチクチクが嫌で大暴れ!
神社では、寝不足で泣きわめく!
なかなかに大変だったんです。
そのため、今回みー君の七五三を何ごともなく穏やか〜に終えられて本当にほっとしました
子供たちも楽しそうだったし、義両親も嬉しそうでした。
そんな様子を見て、私も義両親に来てもらって良かったなと思いました
と言っても、そんな風に思えるようになったのはここ数年ですが。
ポンちゃんが生まれた頃は、お宮詣りやお食い初め、誕生日など、ことあるごとに義両親が行事に参加しようとしてくるのがイヤでした。
家族3人で何の気兼ねもなく祝いたいのに、わざわざ県外から来てくれなくても良いんだけどなと。
その頃は、まだ義両親に対して心の壁が結構あったんだと思います。
まあ、結婚して1〜2年なんて、みんなそうなのかもしれないですけどね。
でも、結婚して8年。
義母とはよく話をするうちにだいぶ打ち解けてきました。
この義母が何だか不思議な人で。
いつもニコニコしていて控えめ。
それなのに、なぜかこちらは少しずつ心のガードを外されてしまうんです。
何よりすごいのは、ちょっとしたことでも喜んでくれたり、誉めてくれたりするんです。
子供たちの写真を送ると、写真自体ももちろん喜んでくれるんですが「送ってくれる気持ちが嬉しい」なんて言ってくれます。
それに、私なんてズボラで子育てもテキトーなところがたくさんあります。
それなのに「いつもよくやっとって偉い」なんて言ってくれます
それも、お世辞ではなく心から。
たぶん義母は天真爛漫なんでしょうね。
いや〜、これには私の心の鉄壁ガードも崩されてしまいました。
それに、義母自身が嫁姑問題で苦労したそうで
昔のドラマに出て来そうな「こんなものは○○家の味とは認めません」みたいなイビリをネチネチやられたそうです。
そのおかげで、逆に「自分が姑になったら嫁とは仲良くやっていこう」と思ったそうです。
そのため、必要以上にウチのことに口出ししてきたりせず「何かあったらいつでも言ってね」と見守ってくれています。
そういう距離感も私にはちょうど良かったのかな。
最初は家族の行事に参加されるのはイヤだったのに、今では「こんなに喜んでくれるなら来てもらって良かったな」と思えるようになりました。
とはいえ、やっぱり気を遣うし、積極的に呼ぼうとまでは思わないですけどね(笑)
それでも、子供たちはじぃじばぁばに遊んでもらうと本当に楽しそうにしていて、そんな様子を見ると私も嬉しい
義母とはじっくり時間をかけて、お互いに分かり合おうとしてきたことで、そんな風に思えるようになったんでしょうね。
結婚した時に、家族として長く付き合っていくことになったのなら、どうせなら仲良くしたいと思ったんです。
話すと、いろんな人に驚かれる話があります。
それは入籍直前の話。
ヤーマンとは遠距離恋愛だったので、結婚を機に私は県外から引っ越しをすることになりました。
その日、ヤーマンは仕事だったのですが、なぜか義両親が手伝ってくれることになり、引っ越し荷物を積んで数時間3人でドライブ。
まだ数回しか顔を合わせたことがなかったのに。
その上、新居でヤーマンが帰宅するまで酒盛りをすることに。
引っ越し荷物が届くのが翌日だったので、ダンボールをテーブル代わりに義父と日本酒を酌み交わしました。
義母はお酒が飲めないのでお菓子をつまみながら、3人でいろいろ話をしました。
夕方6時から始めて、気が付けば0時。
帰宅したヤーマンも参戦して夜中の2時か3時まで飲み明かしました
いや〜、今思い返してもなかなかハード。
数回しか会ったことのない義両親と、ダンナ抜きで丸1日ですからね。
よくやった自分!
お酒にまあまあ強くて良かった!
飲めなかったら、ヤーマンが帰って来るまでの6時間はもっと大変だったかもしれません。
でも、お酒を飲みながらだったので、打ち解けやすかったんでしょうかね。
ヤーマンの子供時代の話を聞いたりもして、結構楽しかったんです。
そして、そんな話を聞いているとヤーマンのお家は温かそうな家庭でうらやましいなと思いました。
そして、そんな家庭になっているのは義母の
和やかな性格のおかげなんだろうなと思いました。
ただ、今回ゆっくり話す時間があって初めて知ったのですが、義母も昔はしつけに厳しかったそうで。
まだヤーマンが幼稚園に入る前くらいのこと。
義母のお母さんはしつけに厳しい人だったそうで、義母も同じようにしていたそうです。
すると、そんな様子を見ていた義母のママ友が「ヤーマン君が萎縮するから、やめた方が良いよ」と言ったそうで。
その言葉で義母はハッとして、以来厳しくしなくなったそうです。
友達にそんな風に言われるって、よっぽどですよね。
私からすると、義母はいつもニコニコしていて、だいたいのことは肯定してくれる優しいイメージ。
そんな義母にも、そんな時代があったと知ってビックリしました
やっぱり最初の子供って、誰でも力が入ってしまうものなのかもしれないですね。
ただ、その話を聞いて「じゃあ、私にもできるかも」と思いました。
私も子供たちに感情的に怒鳴ってしまったり、突き放すような言い方をしてしまったと後悔したりすることがよくあります。
そして「今のは、自分が子供の時にイヤだった母親や父親の行動にそっくりだ」と気が付いてゾッとしたこともありました。
長年刷り込まれてきたことが無意識のうちに出てしまっていたんです。
そして、そんな親しか知らない私はちゃんとした親になれるのかな?とも思っていました。
でも、義母と接していると「こういう感じを目指せば良いんだな」と何となくの目標ができた気持ちです。
そして、そんな人でも昔は厳しかったと知って、子供はどうしても親の影響を受けるものだけれど、自分の意識次第で負の連鎖は断ち切れるものなのかもしれないと勇気が出ました