ついこの間生まれたばかりのような気がしていた次男みー君も、いつの間にか1歳8ヵ月を迎えました。
生まれた時は少し小さめで、それこそ壊れものを扱うように抱っこしていました(笑)
そんな彼に添い乳を始めたのは、生後4日目。
翌日は退院という日でした。
前日、生後3日目の夜。
黄疸治療から帰ってきたみー君と初めての母子同室。
やっと一緒に寝られる、と喜んでいたのも束の間
いざ同室になったら、寝ない寝ない!
授乳を終えて、みー君を産科独特のあのコロコロの付いたプラスチックケースに寝かせました。
すると、しばらくは寝てくれるものの、すぐに泣き出すを繰り返すこと数回
抱っこしたり、再度授乳したりするも結局同じことの繰り返しでした
そんなこんなを繰り返しているうちに、気付いたら朝になっておりました。
ひえー!これが何日も続いたら大変!
どうしよう
そう思いながらの4日目の朝。
寝不足でボーっとしながら授乳室で授乳しておりました。
すると、助産師さん同士が話しているのが聞こえてきました。
「○○さん、どんな感じだった?」
「上手に添い乳して、大丈夫そうだったよ」
ぬ、ぬわにー!
そ、添い乳ですとー!
そうか、その手があったかー!
添い乳という言葉自体は私も知ってはいたのですが、何せ長男ポンちゃんはほぼ完全ミルクでした。
(興味がある方はこちらもどうぞ)
だから、添い乳などしたこともなく、というよりもそんなワードが存在することすらも頭にありませんでした。
「夜泣きをしたら抱っこ」という考えしかなかったので、目からウロコでした
そうか!母乳なら寝転んだたまあげられるのか!
ただ、添い乳をしたことがないのでやり方が分かりませんでした。
さっそく、グーグル先生に聞いてみました。
そして、どうやらお腹とお腹を合わせて赤ちゃんの顔の位置に自分の胸がくるようにすれば良いのだと分かりました。
ただ、実際にやってみると非常に難しい
まだ首の据わっていない赤ちゃんを小脇に抱えて口に乳首を持って行くのですが、高さが合わない合わない
ようやくくわえさせても、今度はこちらの体勢がキツい。
横向きで、下になった手を挙手という謎の体勢。
しかも、添い乳って赤ちゃんが窒息しないかとても心配です。
気が気はでなく、寝落ちしたのを見届けてから変な体勢から元に戻って、ようやく自分も就寝しました
添い乳に慣れてからも、最初の数ヵ月は自分が寝落ちしないように枕元の電気を点けて、みー君が眠りに就くまでずっと見ていました。
今考えると、横向き挙手でうつらうつらしながら授乳している姿は、端から見るとなかなかヤバかったでしょうね(笑)
でもそんな添い乳のおかげで、何とかお互いに1、2時間は寝られるようになっていきました
そして、首が据わり寝返りも完璧になった頃には、添い乳のまま私も寝こけていることが多くなってきました。
みー君が、飲み終えると「もういらな〜い」というようにプイッとそっぽを向くようになったので、窒息の心配はないと安心できるようになったからだと思います。
そんな風に、最初はおっかなびっくりで始めた添い乳でしたが、今や大幅にスタイルチェンジしております。
添い乳歴1年8ヵ月ともなると、みー君ももはや熟練です!
薄暗い中でも私の服をめくって、セルフ添い乳してきます!
そして、お腹とお腹を合わせてどころか、仰向けの私の上にまたがってきます
それだけならまだしも、私の胸の上に乗って腕で私の首を圧迫
い、息ができない…。
さらに、片乳が出なくなると私の上をそのまま移動。
勝手に左右を入れ替えてくれるのは良いのですが、その時に彼の肘が私のみぞおちにグリグリ入る
マジで痛い…。
その上、朝私よりも先に起きた時など、テンションが上がっている彼は乳首をくわえたままヘドバン
や、やめて〜!ちぎれる〜!
ひどい時には、そのまま私の下腹をキック!
1歳児といっても、あなどるなかれ!
結構破壊力あるのよ、これが
ドリンクバーみたいにセルフサービスで飲んでくれるのはいいんだけど、この仕打ちはあんまりじゃないかい?
っていうか、みー君よ。
君は一体いつまで乳を飲み続ける気なんだい?
このまま2歳になったら、また新たな技を生み出すんじゃないかと母は少し脅えています
でも、夜中に泣きながら目覚めた彼が乳をくわえた途端泣きやんだり、幸せそうにチュパチュパ吸っている顔を見たりすると、「しょうがないなぁ、もうちょっと頑張るかぁ」と思ってしまいます。
というか、子供の寝顔ってなんであんなに癒やされるんでしょうね
昼間うるさい分、ギャップにやられるんでしょうかね。