最近、息子がズボンを自分で履けるようになりつつあります。

一生懸命に履こうとしている姿を見ると微笑ましくなります照れ

そんな時は、前後逆とか、おしりまでしっかり履けていないとか、ツッコミたくなっても「おー、できたね!」とよしよしパー

まあ、半分は自分でできたから、良しとしよう。

ただ、最初からそんな風に思えたわけでは全くありませんでしたアセアセ

私自身が子供の頃、両親は「半分できた」ではなく、「半分できていない」と悪い方ばかり見るタイプでした。

完璧にできていなければ、それはできていないのと同じだとみなされました。

そんな環境の中で私は自信を失っていきました。

そして、いざ自分が子育てをし、息子が成長するにつれて両親と同じことをしていることに気が付きました。

そして、息子も私のように自信を持つことのできない子供になってしまうのではという不安を感じるようになりました。

このままでは、いけないと思ったのが1年くらい前。

そして、周りの同年代の子供の様子や本の情報と息子を比較するのをやめました。

きちんと椅子に座って食事ができなくても、言葉をあまり話さなくても、トイレトレーニングが進まなくても、気にしないことにしました。

できないことを数え上げたところで、できるようにはならないし、精神的にも悪いことしかないと気が付きました。

それからは、子育てが精神的にとても楽になりました。

第一子ということもあり肩肘張っていたのだと思います。

それから1年が経ち、子供の成長は本当に人それぞれなのだと実感する日々です。

本はあくまでも目安で、それを駆け足で過ぎていく子もいればゆっくり進んでいく子もいるんだと気付きました。

1歳半までは3語しか話さず心配された息子は、今や毎日のように新しい単語を覚え、何やら一生懸命に伝えようとしています。

トイレトレーニングは相変わらずあまり進んでいないけれど、それもそのうち何とかなるとあまり気にしていません。(ちょっとは気にした方がいい?)

とにかく、できること、できたことを誉める余裕を持つことが私にとっては大事だったんだと思いますニコニコ

以前は、息子もできないことを指摘されると萎縮したり、ヤケになったりしていました。

逆に、できたことを誉めると喜んで次もやろうとするようになりました。

そうやって自信を付けながら、次は半分じゃなくて5.5割、次は6割とゆっくりゆっくりできるようになっていくのだと分かりました。

親としての私の仕事は、その自信の芽を摘まないように見守ることなんじゃないかなと思います照れ

本当に子育てからは考えさせられることや、学ぶことが多いなぁ。