本日5月8日、
尾道市向島の亀森八幡神社
(かめのもりはちまんじんじゃ)にて、
「除虫菊神社」の例祭が執り行われます。
「除虫菊神社」とは、
亀森八幡神社の境内にある小さなお社。
明治20年、
紀州有田の青年だった後のKINCHO(大日本除虫菊)
創業者・上山英一郎氏は、
除虫菊の栽培を全国へ広めようと志しました。
その試験栽培の地として選ばれたのが、
尾道の向島と因島。
この地での成功をきっかけに、
除虫菊の栽培はやがて、
瀬戸内海の島々へと広がっていきました。
戦前、
日本の除虫菊は、
世界第一位の生産量を誇るまでになります。
この神社は、
栽培によって生活が豊かになったことへの感謝を込め、
当時の農家の方々が寄進して建立されました。
現在も、
毎年KINCHOの役員の方々が参拝に訪れています。
この静かな佇まいの神社には、
かつて瀬戸内の島々を支えた近代日本の産業史が、
今も息づいているように感じます。
「蚊取り線香といえば金鳥」。
そのルーツが、
ここ尾道の島にあると思うと感慨深いですね







