こんにちは!みねじろーです
明細胞肉腫というがんのため
今年、がんセンターで片足を
膝下から切断する手術をしました。
がんセンターを退院後は
約1ヶ月間、義足なし片足で
自宅で過ごしました。
現在はリハビリ病院に入院し、
義足のリハビリに励んでいます
リハビリ入院・前の1ヶ月間、
自宅で片足で過ごした日々
についてお話したいと
思います
何か参考になれば幸いです。
本日は、断端管理について
です
「断端」とは、足を切断した
箇所のことです。(足に限らない
かもしれません、すみません。)
私の場合は切断した右足、
膝下部分のことですね
「断端管理」とは、患者自身が
断端の傷の状態や浮腫みの状態
を日々チェックすることです。
切断したことにより、断端の
組織は腫れてしまい、
浮腫んで大きくなっている状態
になってしまいます…。
仮義足を作る最初のステップは
「型取り」という義肢装具士さん
の作業が必要ですが、この浮腫みが
ある程度落ち着いてからでないと、
型取りができないようです。
(もしかしたら人によって違うの
かもしれません。私は病院から
そう説明されました。)
浮腫みを義足の型取りができる
程度まで落ち着かせるには、
圧迫が必要だそうです。
そこで私の場合は、がんセンター
に入院しているときに、
弾性包帯による圧迫の仕方を
教えてもらいました
弾性包帯とは、かなり引っ張っても
千切れない(…と思われる)、
普通の包帯よりもとても丈夫で
伸びの良い包帯です。
この弾性包帯をキツめに断端に
巻き付けることで、断端を圧迫し
義足の型取りができる状態まで
浮腫みが落ち着くのを待ちます。
弾性包帯の巻き方は、病院で入院
しているときに教えてもらえる
と思います
ネットで調べたら、長野県立総合
リハビリテーションセンターさん
のホームページにも、包帯の巻き方
が載っていました。
私の場合は、「下腿部の包帯の巻き方」
に書かれている巻き方と同じでした。
(上記画像も、長野県立総合
リハビリテーションセンターさん
のホームページからお借りしました。)
がんセンター退院後の約1ヶ月間、
私が家で日々やっていた断端管理は…
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◆手鏡を使い、断端の手術傷の状態
を毎日チェック。新たな傷や水ぶくれ
等がないか確認します。
(私の場合、特に傷のトラブルは
ありませんでした。ラッキーでした)
◆弾性包帯を24時間ずっと巻いた
ままで過ごす。緩んだら巻き直す。
(包帯は2〜3個用意しておくと洗濯
できて良いと思います。)
(病院の売店やネットで弾性包帯を
購入しました。)
(個人的には、幅10センチの包帯
が巻きやすかったです)
◆弾性包帯を巻くときは、断端の
下部はキツめに、上部はそこまで
キツくは巻かない。巻き方を
間違えて、足がひょうたん型の形
にならないように、日々足の形を
チェック。(ひょうたん型の断端
になると、義足の型取りができない
と病院から聞かされました)
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…という感じでした
私の場合ですが…包帯で圧迫すると
地味な痛みがあり、日中も夜中も
我慢できなくなると一度包帯を
取って休み、巻き直したりして
いました
私の場合は、がんセンターを
退院して約2週間後、(術後として
は約1ヶ月後)でリハビリ病院で
仮義足の型取りができました。
(仮義足の型取りができる時期は、
断端の状態により人によって
違うと思います。)
型取りをした、さらに2週間後に
仮義足が出来上がり、リハビリ病院
に入院しました。
以上、断端管理についてでした