人事アセスメントとは?(その2) | 経営コンサルティング・セミナー・研修のジャイロ総合コンサルティング

人事アセスメントとは?(その2)

人事アセスメントでは、いくつかの演習によって被評価者の能力を評価していきますが、それらは単に評価するだけが目的ということではありません。

評価を行ったアセッサー(評価者)が、要点を整理し、被評価者に対してしっかりとしたフィードバックを行います。このフィードバックは、コーチング形式を用いて行われることが多く、より多くの気付きを被評価者に与えることができるのです。公務員の世界でも使われていることから、アセスメント手法が日本でも普及しているが分かると思います。

アセスメントで行われる演習において、
 ・面接演習
 ・グループ討議演習
では、被評価者についてVTRで収録を行います。

アセッサーは、実際に被評価者が演習をしている現場をリアルタイムで見ていますが、さらに評価を適正かつ厳格に行うため、演習終了後にVTRを見ます。アセッサーは一人で評価を行うわけではなく、複数のアセッサーで評価を行うことにより、より精度の高い能力診断が可能となるわけです。

なお、アセッサーが被評価者に対して行うフィードバックでは、収録したVTRをともに見ながら、今回の演習の目的および行動特性、強み、弱み、今後の課題などについて、被評価者の納得をえながら進めていくことになります。

その意味で、単なる能力手法としてのアセスメントではなく、能力開発としてのアセスメントを行うことが可能となるのです。

人が人を評価する。そういったことに対しては適正な評価が可能か?という疑問が付いて回りますが、アセッサーは特殊な訓練を受けており、主観的な評価を行うわけではありません。

評価項目ごとに、客観的な基準によって評価を行っていきますので、心理的なミスは避けることができるのです。もちろん、アセッサーも人ですから誤差はありますが、それを防ぐために、複数のアセッサーがVTRを見ながら評価し合うということを行っていきます。そうすることで、客観性を担保することができるのです。