vol91 大木ヒロシの起業塾~失敗しない起業マニュアル~ | 経営コンサルティング・セミナー・研修のジャイロ総合コンサルティング

vol91 大木ヒロシの起業塾~失敗しない起業マニュアル~

『マーケットの見方①』


☆時の利が成功を約束する


新規の起業に限らず、事業の成功にとって必須のことは「地の利」「人の利」
そして「時の利」を得ることである。ことに、時の利である時流に乗るか反るか
は事業成功のポイントになることは間違いないだろう。

ところで、「時流はあなたの起業にとって順風なのか逆風なのか?」

順風はあなたの実力を倍加し、逆風はそれを半減してしまうことを考えてみれば、
時の利を得ることが成功を約束することになるということはお分かりいただける
と思う。

新規の起業にあたってはビジネス(経済)環境を正確に掴んで成功を得やすい開業
時期を選ぶ必要がある。
 


☆起業とビジネス(経済)環境

やや旧聞に属するが、1996年から2001年の5年間で383.313件に
上る中小企業がなくなった。そして、このトレンド(流れ)は依然として変わって
はおらず、廃業率が開業率を上回った状況にある。

大企業はともかく、中小企業にとって経営環境は実に厳しい状況にあり、並み居
るプロの経営者達が敗退を余儀なくされているのが現状だ。

廃業もしくは倒産といったビジネス敗退の理由は直接・間接を含めれば基本的に
は「売上不振」である。

事業にとっては売上こそが全てであり、計数管理がどんなにか巧みであっても売
上が不振であれば成功は望みがたい。

経費をどんなに切り詰めても売上が下がりっぱなしといったことになれば経営は
続けられないのである。

新規の起業とて同様で「売れる」ことが事業継続上に不可欠であることは論を待
たない。にも関わらず、内需に関してはその主力である個人消費は若干上向き加
減とはいうモノのかなり厳しい状況にあることは変わりなく、多くの中小企業は
「売れなくて」困っている。

「売れなくて困っている」といったときに重要なことは「なぜ、売れないのか」
を明確にすることであり、そうすることで「売れるための対策」を講じることが
可能になる。

もっと言えば、新規に起業するにあたって、ビジネス環境的に見て「売れるか」
「売れないか」をはっきりさせることであり、「売れない」とはっきりすれば
開業時期は見合わせるしかない。

一方、明確に「売れる」と判断したら時期を逸することなく開業することで成功
を手にする確立が高まる。