*You'll Never Walk Alone*回転木馬より | ミスター・ビーンのお気楽ブログ

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人々が島で浜遊びに興じている間に、ビリーとジガーはボートに乗って、密かに本土の町へ帰って行きます。バスコムを襲って、金を奪うためでした。
ところが普段は丸腰のはずのバスコムは、その日に限って銃を持っていたのです。強奪計画は失敗し、バスコムがやって来た警官の方を見ている間にジガーは逃げ出し、ビリーだけが警官に追われることになります。

追い詰められたビリーは、積み重ねた荷箱の山に登りますが、荷箱が崩れ転落してしまいます。そして転落したひょうしに、手に持っていたナイフが深々とビリーの腹に突き刺さります。
ちょうどそのとき、島から人々が戻ってきて、ジュリーは瀕死の重傷を負ったビリーの姿を目にして、横たわっているビリーの傍(かたわ)らに駆け寄ります。
ビリーは、ジュリーと生まれてくる赤ん坊と一緒にサン・フランシスコへ行く金を手に入れようとして罪を犯したとジュリーに打ち明け、息を引き取ります。
ジュリーは、ビリーの亡骸(なきがら)を抱きしめ、それまで言葉に出して言う勇気がなかったが(If I loved you参照)、自分はビリーを深く愛していると亡骸に向かって告白します。
そして、そこに居合わせた従姉妹のネティーの胸に飛び込み、悲嘆のあまり泣き崩れてしまいます。
ネティーは、そんなジュリーを抱きかかえながら

「あなたは決して一人じゃない(You'll Never Walk Alone)」

を深みのある声で歌い始めます。

ところで、この歌は、いまやサッカーファンなら誰でもご存知のサポーター・ソングになっていますね。



You'll Never Walk Alone
When you walk through a storm
Hold your head up high
And don't be afraid of the dark


嵐の中を歩むとき
頭を上げて歩むのです
闇を恐れてはいけません


At the end of the storm
Is a golden sky
And the sweet silver song of the lark


嵐の向こうにあるものは
金色に輝く大空と
快い雲雀の銀のさえずり


Walk on through the wind
Walk on through the rain
Though your dreams be tossed and blown


風の中を歩みなさい
雨の中を歩みなさい
夢が千々に破れても


Walk on walk on with hope in your heart
And you'll never walk alone
You'll never walk alone


心に希望の火をともし ひたすら歩んで行くのです
決してあなたは一人じゃない
決して一人じゃないのだから


When you walk through a storm
Hold your head up high
And don't be afraid of the dark


嵐の中を歩むとき
頭を上げて歩むのです
闇を恐れてはいけません


At the end of the storm
Is a golden sky
And the sweet silver song of the lark


嵐の向こうにあるものは
金色に輝く大空と
快い雲雀の銀のさえずり


Walk on through the wind
Walk on through the rain
Though your dreams be tossed and blown


風の中を歩みなさい
雨の中を歩みなさい
夢が千々に破れても


Walk on walk on with hope in your heart
And you'll never walk alone
You'll never walk


心に希望の火をともし ひたすら歩んで行くのです
決してあなたは一人じゃない
決して一人じゃないのだから


You'll never walk
You'll never walk alone.


決してあなたは一人じゃない
決して一人じゃないのだから


(ミスター・ビーン訳)