*カーペンターズ(16)ー青春の輝き I need to be in loveー* | ミスター・ビーンのお気楽ブログ

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今日のカーペンターズは、

「青春の輝き I need to be in love」

1976年5月21日、シングル・リリースされ、6月11日にリリースされた
アルバム「A Kind Of Hush」に収録されました。

作詞・作曲は、リチャード・カーペンタージョン・ベティスです。
シングル版はアルバム版とは編曲が少し違っていて、ピアノの導入は
なくいきなりフルートの導入から始まります。

リチャードの回想によると、この曲はカーペンターズの曲の中ではあ
まりヒットしませんでしたが、カレンが最も気に入っていた曲だそうで
す。
ボクも数あるカーペンターズの曲の中で、この歌と「Goodbye To Love」
が最高に素晴らしいと思っています。

日本でも、発表当時はオリコン62位とふるわなかったのですが、1995年
テレビドラマ「未成年」のエンディング・テーマに使われ人気を呼び、
日本で編集したアルバム「青春の輝き~ベスト・オブ・カーペンターズ」は、
350万枚以上を売り上げました。
今でも、テレビ東京の旅番組「いい旅夢気分」の挿入曲として使われて
いますね。

今日は、カレンの歌の他に、鬼束ちひろ、峠恵子のヴァージョンをアップ
します。
鬼束は少女時代、母親から徹底的にカーペンターズの曲を聞かされて育った
という話です。
また、峠は来日していたリチャードの前でこの歌を歌い、激賞されました。


I Need To Be In Love
The hardest thing I've ever done is keep believing
There's someone in this crazy world for me
The way that people come and go through temporary lives
My chance could come and I might never know
I used to say, "No promises, let's keep it simple"
But freedom only helps you say goodbye
It took a while for me to learn that nothin' comes for free
The price I've paid is high enough for me


私にとって一番難しいのは、信じ続けることね
この狂った世の中に自分にふさわしい人がいるってことを
人は誰でも束の間の人生を駆け抜けていくのだから
チャンスが来ても、気が付かないかもしれないわ
だから、昔はこう言ってたの「約束なんかしない、ごたつくのはごめんよ」
でも、自由でいるってことは、あなたからの「さよなら」を早めるだけ
少し時間がかかったわ、ただで手に入るものはないって分かるのに
私が払った代償は随分高いものだった


* I know I need to be in love
I know I've wasted too much time
I know I ask perfection of a quite imperfect world
And fool enough to think that's what I'll find


そうね、恋をしなくちゃいけないんだわ
そうね、随分時間を無駄にしちゃった
そうよ、完璧ではない世の中に完璧さを求めてるんだわ
そして愚かにもそれが見つかるって思ってる


+ So here I am with pockets full of good intentions
But none of them will comfort me tonight
I'm wide awake at 4 a.m. without a friend in sight
I'm hanging on a hope but I'm all right


だから今はポケットにたっぷり夢や希望をつめこんでるの
でも、そんなもの、今夜の私の慰めにはならない
友達一人いないまま、4時にはすっかり目が冴えている
ただただ希望にしがみついている私、でも、私は大丈夫


repeat *
repeat +
repeat *



(私訳)




鬼束 ちひろ


峠 恵子