vol.4 戦慄の夜
家で何かが起きている。
見えない何かの力によって、見えない何かが動いている。
ひとまずは収束したが、夜も更け警察も
『何かあったら、すぐ連絡ください』
と言って帰ってしまったので、薫は居心地の悪い自宅で休む事にした。
中村の同僚で倒れた人は、一体なんだったのだろう…
倒れた後、仲間数人で中村の家に運ばれて行ったが、どうなったんだろう…
そんな事も含め、たった少しの間に起きた色々な出来事を思い出していた。
だが、さすがに激しい疲労感でウトウトし始めた時、外から感じる何かの気配に気付き目が覚めた。
静かに外に出てみると、中村と見知らぬ女性が、激しく焚かれた炎の前で何かしている。
薫の自宅アパートは、割りと広い空き地の一角に建っていて、アパート以外の土地は整備もされずに放置された状態だった。
だが、広さがある程度あるため、近所の子供たちが簡単な野球をしたり、走り回ったりしていた。
夏にはそこで花火をしたり、ラジオ体操が行われたりもしていた。
そんな場所で、キャンプファイヤーよりも大きな炎を上げて、男女二人が一人の人間に何かしている。
状況を把握したのも束の間、中村は一人の人間の首を思い切りはねた。
勢いこそ、そんなになかったが首は軽く飛んで地面に転がった。
それを見ていた女性は、素早く液体窒素を頭と体に掛けた。
シューシューと音がする中、薫はあまりの恐怖に、ようやく玄関に入り倒れ込んだ。
見えない何かの力によって、見えない何かが動いている。
ひとまずは収束したが、夜も更け警察も
『何かあったら、すぐ連絡ください』
と言って帰ってしまったので、薫は居心地の悪い自宅で休む事にした。
中村の同僚で倒れた人は、一体なんだったのだろう…
倒れた後、仲間数人で中村の家に運ばれて行ったが、どうなったんだろう…
そんな事も含め、たった少しの間に起きた色々な出来事を思い出していた。
だが、さすがに激しい疲労感でウトウトし始めた時、外から感じる何かの気配に気付き目が覚めた。
静かに外に出てみると、中村と見知らぬ女性が、激しく焚かれた炎の前で何かしている。
薫の自宅アパートは、割りと広い空き地の一角に建っていて、アパート以外の土地は整備もされずに放置された状態だった。
だが、広さがある程度あるため、近所の子供たちが簡単な野球をしたり、走り回ったりしていた。
夏にはそこで花火をしたり、ラジオ体操が行われたりもしていた。
そんな場所で、キャンプファイヤーよりも大きな炎を上げて、男女二人が一人の人間に何かしている。
状況を把握したのも束の間、中村は一人の人間の首を思い切りはねた。
勢いこそ、そんなになかったが首は軽く飛んで地面に転がった。
それを見ていた女性は、素早く液体窒素を頭と体に掛けた。
シューシューと音がする中、薫はあまりの恐怖に、ようやく玄関に入り倒れ込んだ。