『生まれてそして死ぬ、それだけのこと』


ガンダムSEED最終話でのセリフ。


人の本質を端的に言い表したセリフだ。これほど簡潔に言い表せられたらむしろ気持ちいいくらいだ。


ただ私には死ぬ覚悟がまだ出来ていない。年老いた両親や知人や友人に問いかけてもその覚悟の本質が私にはまだ理解できない。むしろまだまだ生きてやるという気概すら感じる。


もしかしたら老いても生に執着がしっかり残ってるかもしれない。


アンパンマンの作者であるやなせたかしも晩年は凄まじい生きることへの執着を見せた。『やっと面白くなってきたのにまだ死にたくなんかない』と。


歳を重ねるにつれて死を受け入れるものだと考えてきたが私の考えは間違っていたのか。


答えはまだわからない。だから今日も生きてみる。