『地上を歩いた神 シルディ・サイババの生涯』(ランガスワミ・パルタサラティ著、渡部英機・訳、siba・編 )
【シルディの現在】(62)
人が複合神殿で出くわす興味深い人物は、スワミ・シヴァネサンである。
彼はタミール・ナドゥ州のコインバートルの出身である。彼はファーキルのような服装で、ヒンディー語のみを話す。彼はシルディに41年間いて、黙って慎ましくババに奉仕している。彼はそのように慎ましやかで、群衆から遠ざかっているので、多くの人は気付かないだろう。
この68歳のヨギに会うことは難しかったが、辛抱強く努力した結果、彼は換気の悪い階段の下の彼の小屋に案内してくれた。彼はタミール語で話すよう求められると、少しとまどったが同意した。
(続く)