(何と言う まがまがしい気だ・・)
(こりゃあ 気合いを入れないとね)
!?
破!
うっ!
あっ
珍さんっ 外だっ
えっ!?
逃がさんっ!
元品の無明を斬る大利剣っ!
おたかさんっ
あ たくろう様はっ!
え・・
たたた・・たくろう様・・・し・・し・・
大丈夫 死んじゃいないよ・・
気を失っているだけさ・・
ただ これで終わりじゃ無いよ・・
ここからが本番だよ・・
来るよ・・珍さん・・
えっ!
とんでも無いのがね・・
うう・・
おたかさんっ
こ・・これほどだとは・・
見誤ったかもしれないね・・
ぎゃーーっ 何ですかっ あれはっ!
え・・?
珍さん あれが見えるのかい
そりゃ大したもんだ
でも見えない方が良かったかも知れないね
珍さん よく聞けっ
奴は実体は無い だから直接攻撃
してくる事も無いっ
その代わり 恐怖と圧で心を壊しに来る
だから見るなっ 恐れるなっ 怯むなっ!
珍さんは経を上げ続けてくれ
奴は私に任せろ・・
は・・はいっ
上等じゃねぇか この野郎・・
仏の力を舐めんじゃねぇぞ・・
続く