昨今ではテレビ離れが激しい。若者はYouTube やticktok, Instagramのsnsメディアに移行している。


大人の方でもNetflix, Abema,Daznなどの動画コンテンツによって自分が見たいものを好きなときに見ている。


テレビ離れが起こっている理由として、テレビに見たいものがない、自分が好きなものが見たいという主張がある。


これらの人々にとっては、確かにテレビは不要であり、見たいものを見るのが良いだろう。



一方で世の中には見たいものがそこまでない人も多いのではないだろうか。

自分のやりたいことがわからない、夢中になれるものがない人は一定数いるだろう。



これらの人の特徴として、自分で選択することが得意ではない人たちである。


何か自由な発想を元に動くよりも、決められたことを忠実に行う方が得意な人たちである。


なぜこのような人がいるかは、教育問題にされることもあるが、事実として一定数居ることは間違いない。


そんな人々にとって、YoutTubeやNetflixなどの数多ある動画コンテンツから自分で見たいものを選択するのは非常に疲れるものである。


そんな中でテレビというコンテンツは限られた数チャンネルの中で自分が見れそうなものを見る。


めちゃくちゃ面白い訳では無いが、それなりのスタッフや芸人などが手掛けているのでつまらなくはない。見ていられるレベルには達している。


有名どころの芸人が出ていればトークだけでも十分面白い。

少なくともエンタメ系YoutTubeと比べればコンテンツとしてテレビのほうが間違いなく上手である。(テンポとか好みの問題で好き嫌いが別れる可能性はあるが、、



日々何かしらの仕事をして、あまり生産的ではないにしても疲れる毎日を過ごしている人にとって、テレビは一つの救いになっているのではないだろうか。


これをやりたいことをやっている人々がテレビは不要、テレビ見ている暇があれば好きなことをしろ、というのはあまりに乱暴に聞こえる次第である。