経営における理論や思考を通じて

 

実践に役立てる情報を発信します。

 

 

 

変革への挑戦を応援するコンサルタント

 

荒井竜哉です。

 

 



 

昨日の日経平均

 


昨日の日経平均の終値は3万5049円

 

前日比608円高と大幅続伸しています右上矢印

 

 

 

米国ではAI半導体のエヌビディア社の株価が

 

引き続き上昇しており、

 

ハイテク株が注目されています。

 

 

 

これを受けて東京市場でも

 

半導体関連企業の株価が上昇しました。

 

 

 

米国長期金利の利上げ不安も和らいでおり

 

これが円安・ドル高を進め、

 

輸出関連企業の株価も押し上げました。

 

 

 

3万5000円台は約34年ぶりだそうで、

 

バブル崩壊後の高値を更新しています。

 

 

 

日本企業に対する注目度の高さを

 

裏付けるように

 

東証プライム市場の売買代金も

 

約4兆8000億円と

 

大商いとされる3兆円を大幅に上回っており、

 

4兆円超えは3営業日連続となります。

 

 

 

 

 

酒税改正で追い風のビール市場

 

 

最近、ビール人気が高まっているみたいですね。

 

 

 

2023年10月の酒税改正をきっかけに

 

ビールが減税、第三のビールが増税となり、

 

小売価格の差が縮まったことが

 

背景にあるようですが、

 

 

 

 

 

 

 

これに追随するように

 

ビール製造各社は

 

それぞれ商品展開を強化しています。

 

 

 

クラフトビールに強いキリン

 

新商品のほか、

 

クラフトビールのブランドをリニューアルし、

 

 

 

 

 

 

サッポロは主力のエビスビール

 

リニューアルします。

 

 

 

 

 

 

サントリーは他ブランドより安価な

 

「サントリー生ビール」

 

が好調でしたが、

 

これもリニューアルするみたいです。

 

 

 

 

 

 

個人的に注目しているのは

 

アサヒビールです。

 

 

 

各社が

 

既存ブランドの商品力を高める方向で

 

展開しているのに対して、

 

 

 

スーパードライは他社よりも一歩先んじて

 

ブランドリニューアルに取り組んでいますし、

 

 

 

コロナ禍で発売された生ジョッキ缶は

 

自宅で生ビールを飲むような体験ができる

 

画期的な商品で衝撃を受けました。

 

 

画像:アサヒビール

 

 

 

この生ジョッキ缶は、

 

開栓をプルタブでなくフルオープンするところや

 

泡立たせるために缶内部に加工するところなど

 

新たな技術開発が必要で、

 

 

 

その期間は4年がかりと

 

相当、大変だったようですが、

 

お客様が本当にワクワクしているかどうか

 

を判断基準に

 

絶対に市場で認められる価値がある

 

とくじけず取り組んだようです。

 

 

 

 

 

 

 

ほかにも低アル微アルといった

 

嗜好変化に対応した商品展開を進め、

 

他社とは一線を画しているように

 

感じています。

 

 

 

 

 

真似したい、すごすぎるアサヒビールの商品開発

 

 

そんなアサヒビールが

 

先日、新商品を発表していました。

 

 

 

本物のレモンスライス入り

 

「未来のレモンサワー」

 

 

 

開栓すると

 

レモンスライスが浮き上がってくるんだそうです。

 

 

 

画像:アサヒビール

 

 

 

 

アサヒビールの商品開発力、

 

やばすぎないですか

 

 

 

消費者がどういう体験を求めているか、

 

その理解に努めることだけでなく、

 

その具現化に妥協がないんですよね。

 

 

 

この商品開発力もさることながら、

 

「生ジョッキ缶」で使用されている

 

フルオープン缶の技術も

 

恐らく活用されており、

 

 

 

チューハイとビール、

 

カテゴリをまたいだ横断的な組織が

 

機能しているんじゃないかと

 

推測しています。

 

 

 

あと、先日、東京出張に際して

 

アサヒビールが運営する

 

「スマドリバー」に行き、

 

 

 

そこで

 

わたあめが乗った「映える」カクテル

 

飲んだんですが、

 

 

 

 

 

 

 

これに炭酸を注ぐと、

 

隠れて見えてなかった花

 

わたあめの中から浮かび上がってくる仕掛け

 

になってたんですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

もうびっくりして

 

思わず声を上げてしまったんですが、

 

 

 

チューハイを開栓したら

 

レモンが浮き上がってくるのなんて

 

まさにこのようにバーで体験するもの

 

その演出を聞いただけで

 

ゾクゾクしてしまいました笑

 

 

 

アサヒビールの商品開発とその技術、

 

そして演出は

 

そのものを真似することは難しくても

 

その姿勢は多くの事業者が

 

真似るべきじゃないかと思います。

 

 

 

 

 

荒井 竜哉

パラレルワークで経営と現場の両面からマネジメントを支援します。

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IBS CONSULTING (for Improving our Business & Society)
中小企業診断士
ITコンサル会社勤務