パラレルワークの強みを生かし、
コンサルティングを通じて
事業マネジメントを推し進めます。
荒井竜哉です。
昨日の日経平均の終値は3万3388円、
前週末比197円安と反落しました
業績が好調な企業が多く、
海外からの投資が増えている日本市場は
一時、1990年3月以来の高値を
記録しました。
しかしながら11月に入ってから
日経平均は2700円も上がっており
その過熱感から利益確定の売りが
多くなったようです。
ただ、日本市場に対する期待は大きく
米国のハイテク株の上昇が
日本市場を引っ張るとともに
米国の著名投資家が
日本に追加投資すると見られ
引き続き株価上昇の期待が
高まっています。
先日、
東京に出張に行ったタイミングで
大学時代の友人と落ちあい、
日本料理店「てのしま」
に行ってきました。
この日のメニューは
こんな内容でした。
この日、
一番印象的だったのは
「鰆炙り カリフラワー」
写真のとおり、
皮目にとても細かい飾り包丁？が
入っているんですが
皮目が炭火で炙られて
「パリッ」としながらも
細かく切れ目が入っているので
「サクッ」と嚙み切れる。
しかもそのあとに口に入ってくる身が
めちゃくちゃ柔らかくて、
その上、
マッシュ状になったカリフラワーが
しっとりして・・・
いろんな食感が楽しめる
味わったことのない料理でした。
この日もペアリングセットを頼んで
６杯ほどお酒を飲み、
最後にはいい感じに仕上がりました。
この日も大学の先輩であり
「てのしま」のご主人でもある林さんから
いろいろとお話しを伺いました。
林さんは料理人ということもあって
農業や漁業など一次産業と深く関わり、
また日本料理を通じて
日本文化を表現されています。
そこで一次産業の危機的状況や
日本の食文化の衰退を目の当たりにし、
ご自身のルーツである
人口わずか16人の香川県・丸亀市にある
手島を再興されようとしています。
※私たちがお店を訪れた前日、
おひとりご高齢の方が
お亡くなりになったそうで
住民は15人になったそうです）
今、まさに危機的な状況にある
手島を再興することが
一つのモデルケースとなって
日本の食文化や
一次産業を救うことにつながる
と考えているそうです。
そのため
ミシュランの星を獲得するほどのお店を
経営されていながら
ただ、お店を経営して
料理を提供しているだけではなく、
食文化に関わる
取り組まれています。
そんな林さんからこの日聞いたのは
「今だけ、金だけ、自分だけ」じゃダメだ
という言葉です。
この言葉、私はこのとき
初めて聞いたのですが、
東京大学の鈴木先生の言葉のようです。
今のことだけ、
お金のことだけ、
自分のことだけ考えていても
未来は作れない
ということなんだと思います。
これによく似た言葉で
「いま ここ じぶん」
という言葉があります。
相田みつをさんの書にもあり、
アドラー心理学や選択理論にも通じる
周囲との関係性や影響力、
幸せについて考えさせられる言葉で
変えられない過去や未来ではなく「いま」
現実に目の前にある「ここ」
他人ではなく「じぶん」に
集中することを勧めます。
画像：佐賀新聞
これは
集中すべきことが明確なときに
とても有効な考え方だと思います。
ただ、
集中すべきこと（目標）が定まっていないと
ともすれば
「今だけ、金だけ、自分だけ」
に陥りかねないと思います。
目標は
「今だけ、金だけ、自分だけ」に陥らないよう
未来を見据えて、
一方で集中すべきは
「いま ここ じぶん」
この使い分けが重要だと感じた日でした。
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中小企業診断士
ITコンサル会社勤務