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荒井竜哉です。

 



 

料理を科学する

 

 

土日の新聞は

 

あまりなじみのない分野の記事が多いのですが、

 

これはこれで結構面白かったりします。

 

 

 

そのひとつが

 

「料理を科学する」

 

という記事。

 

 

 

直近の記事のWebサイトが見当たらず

 

ここではご紹介できないのですが、

 

たとえば3月の記事では

 

ジャムの作り方

 

その製法における

 

科学的な理由(理論)について

 

解説されています。

 

 

 

 

 

 

 

ジャムがとろっとしているのは

 

植物に含まれる「ペクチン」という成分にあり、


この「ペクチン」

 

加熱することで水に溶けだすそうです。

 

 

 

そして「ペクチン」は

 

適度な糖と酸があると

 

結びつく性質があるそうです。

 

ジャムを作るときは砂糖を加えており、

 

煮汁がとろっとするのは

 

この作用によるものなんだとか。

 

 

 

でもこの「ペクチン」。

 

 

 

熱で徐々に分解されていってしまうので

 

加熱時間が長くなると

 

とろみがつきにくくなってしまう

 

 

 

だから

 

「大きな鍋で大量に」

「弱火でコトコト」

ではなく、

 

「少量ずつ」

「焦げない程度に強めの火加減で」

煮るのがコツ

引用:同上

 

なんだそうです。

 

 

 

直近の記事では

 

ビシソワーズ(ジャガイモの冷製スープ)

 

が紹介されていますが

 

 

 

こちらは舌触りをよくするために

 

同じ「ペクチン」を分解する工程として

 

「じっくり煮込む」ことが

 

推奨されています。

 

 

 

レシピで定められた調理方法には

 

それを裏付ける理論があるわけです。

 

 

 

 

 

 

理論に裏付けられた方法論

 

 

この

 

「理論に裏付けられた方法論」は

 

経営においても同様だと思います。

 

 

 

経営の理論やフレームワーク(思考の枠組み)は

 

その判断をするときの根拠になるものです。

 

 

 

これが正しいかどうかはわかりませんし

 

うまくいくかどうかは誰も保障してくれませんが

 

それでも理論によって裏付けられた思考は

 

どういった考えて経営判断を下しているか、

 

その根拠を明らかにし、

 

もし思ったように効果が出なければ

 

これを見直すことができるようになります。

 

 

 

この点については

 

以前、星野リゾートの星野社長が

 

教科書通りの経営理論を重視している

 

ことをご紹介した記事と共通するところです。

 

 

 

先日、

 

経営をテーマにしたビジネスゲームのセミナー

 

開催したんですが、

 

このようなビジネスゲーであっても

 

疑似的に体感できると感じています。

 

 

 

実践の場であれ、疑似的なものであれ、

 

経験を積むことで、

 

その判断の精度を高めていくことが

 

できると思います。

 

 

 

 

荒井 竜哉

パラレルワークで経営と現場の両面からマネジメントを支援します。

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IBS CONSULTING (for Improving our Business & Society)
中小企業診断士
ITコンサル会社勤務