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事業マネジメントを推し進めます。


荒井竜哉です。

 



 

「ときめき」を可視化するイヤリング

 

 

この4月に

 

「ときめき」を可視化するイヤリング

 

が発売されました。

 

 

 

 

 

 

e-lamp.というこのイヤリングは

 

耳たぶから脈拍を検知して

 

そのときの脈拍の変化に合わせて

 

LEDが点滅する仕組みなんだとか。

 

 

 

 

 

 

 

この製品、

 

いったいどんな場面で使用するのだろう

 

と思ったのですが

 

どうやら愛媛県の婚活イベント

 

活用された実績もあるみたいです。

 

 

 

ほかには恋人との会話や食事、

 

ライブイベントでの利用を

 

想定しているそうです。

 

 

 

画像:e-lamp

 

 

 

この製品を開発しているe-lamp.社は

 

生体情報から心理状況を表現することで

 

新しいコミュニケーションの方法を

 

開発したいと考えているようです。

 

 

 

 

 

感情を共有すること、価値観を共有すること

 

 

このイヤリングの表現力が

 

どこまで感情(ときめき)を表現できるのか

 

わかりませんが、

 

 

 

もし自分の感情

 

ダイレクトに周囲に知られるようになると

 

なんだかウソ発見器にかけられて

 

すべて見透かされているようで

 

気恥しくなるような気もします。

 

 

 

同時に、

 

「感情を共有する」という行為は

 

これからとても重要になっていくんじゃないか

 

とも思います。

 

 

 

というもの、

 

「感情を共有する」というのは

 

楽しいとかうれしいとか

 

悲しいとかさみしいとか

 

そのときどきの気持ちをわかりあうことにつながり、

 

そこで人と人が共感することは

 

「価値観を共有する」ことにもつながります。

 

 

 

価値観を共有することによるつながりや

 

そこで生まれる消費活動というのは

 

昨今、無視できないトレンドのひとつです。

 

 

 

たとえばアニメのキャラクターやアイドルなど

 

自分のひいきを応援する「推し活」

 

注目されていますが

 

これが流行っているのも

 

「価値観が共有」されている状態だからに

 

他なりません。

 

 

 

これまで「価値観を共有する」には

 

デジタルを巧みに使う人たちが

 

インターネットを基盤としたネットワーク技術と

 

SNSなどの広場(コミュニティ)、

 

つながるための仕組み(ハッシュタグ)が

 

メインに使われてきました。

 

 

 

これが、

 

先のイヤリングのようなものを用いて

 

「感情を共有」することができるようになれば

 

デジタルを介さなくても

 

よりダイレクトに

 

人と人がつながる可能性が出てきます。

 

 

 

最近では

 

「モノ消費」「コト消費」に続いて

 

「トキ消費」というものが注目されているそうです。

 

 

トキ消費には

  • 二度と同じ体験ができない「非再現性」
  • 不特定多数の人と体験や感動をシェアする「参加性」
  • 盛り上がりに貢献することを実感する「貢献性」

の3つの要件があるとされています。


引用:日本経済新聞

 

 

 

いずれも

 

そのときの感情とは切っても切り離せません。

 

 

 

先のイヤリングでは

 

どうやって感情を周囲に知られる

 

「気恥しさ」を取り払うか、

 

そのハードルは決して低くはないですが

 

今後の人の関わりやそこで生まれる感情、価値観の共有は

 

今後のコミュニティ形成において

 

無視できない分野になる可能性を感じます。

 

 

 

 

荒井 竜哉

パラレルワークで経営と現場の両面からマネジメントを支援します。

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中小企業診断士
ITコンサル会社勤務