パラレルワークの強みを生かし、


コンサルティングを通じて

 

事業マネジメントを推し進めます。


荒井竜哉です。

 



 

昨日の日経平均

 


昨日の日経平均の終値は2万6906円

 

前週末比352円高と続伸しました右上矢印

 

 

 

米国では賃金の伸びが縮み、

 

物価の上昇も鈍化していることから

 

インフレが徐々に収まるとの期待が高まっており

 

前週末の株価は上昇傾向でした。

 

 

 

中でも

 

グーグルが人員削減を発表して

 

収益改善が期待されたり、

 

ネットフリックス

 

売上、有料契約者ともに伸ばすなど

 

ハイテク関連株が好調でした。

 

 

 

これらで構成されるナスダックは

 

2.6%超、上昇しており、

 

東京市場も半導体や電子部品など

 

ハイテク関連株が上昇しています。

 

 

 

また円安が進んだことで、

 

輸出関連株も上昇しています。

 

 

 

 

 

最強寒波で京都は別世界に

 

 

本日は

 

「最強寒波が来る」

 

と報じられていて

 

多くの人が戦々恐々としていたんじゃないでしょうか。

 

 

 

私の住むところは

 

確かに寒かったんですが、

 

雪は夕方時点でチラチラと降るくらい。

 

 

 

ところがその後、

 

用事があって京都に行ったんですが、

 

びっくりするほど、

 

全くの別世界でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

革靴では歩くのも大変で

 

帰ることができるのか

 

ちょっと不安になりましたが

 

 

 

電車は少し遅れたものの

 

なんとか帰ってくることができて

 

ホッとしました。

 

 

 

地元の駅まで帰ってくると

 

やはり大して雪は降っていませんでしたが

 

路面が凍っていたので、

 

スリップや転倒事故などが増えそうです。

 

 

 

明日はいつもより余裕をもって

 

移動したほうがよさそうですね。

 

 

 

 

 

コロナ禍でも破竹の勢いのすし店

 

 

こんな天候のためか

 

駅付近の人通りはいつもより少なく、

 

 

 

いつも行列ができる人気店

 

が空いていたので

 

初めて入ってみました。

 

 

 

すし酒場「さしす」です。

 

 

 

 

 

 

 

コロナ禍直前に

 

大阪・梅田でオープンして以来、

 

大行列のできる人気店

 

コロナ禍でも破竹の勢いで

 

店舗を増やしています。

 

 

 

お得感のある価格設定

 

「映える寿司」がSNSでも人気になり、

 

特に若い人たちに人気です。

 

 

 

 

人気商品はこちらの「とろ鉄火巻」

 

 

 

画像:阪急電鉄

 

 

 

 

あえてネタをはみ出させています。

 

 

 

メニューを見ると

 

回転すしほどではないものの

 

確かに割安です。

 

 

 

特に看板メニューの「本マグロ」は

 

2貫で280円(税抜)と破格です。

 

 

 

 

飲み物もビール390円、ハイボール290円と

 

こちらも割安です。

 

 

 

だいたい食べ物が安いお店は

 

飲み物が高かったり

 

 

 

飲み物が安い店は

 

食べ物が高かったり

 

 

 

うまく収益がバランスするように

 

価格設定するものですが、

 

どちらも安いこのお店が

 

どうやって収益を上げているのかが

 

気になるところです。

 

 

 

 

 

同店の収益ポイントになりそうなところ

 

 

メニューを見たり

 

実際に注文して食べてみて

 

収益のポイントになるだろう

 

と感じたところがいくつかあります。

 

 

 

1つめは

 

「マグロは本マグロのみ」

 

 

 

スシローなどの回転寿司では

 

キハダやメバチといった

 

本マグロより安い魚種を使った「マグロ」と

 

「本マグロ」のどちらも提供していますが、

 

 

 

同店では本マグロ一本

 

 

 

「マグロ」があれば

 

どうしても価格を比較してしまい

 

安い「マグロ」を食べる人も

 

いると思います。

 

 

 

ところが「本マグロ」のみにすれば

 

脳内にある「マグロ」の味や価格を参照しながら

 

目の前にある「本マグロ」を食べることになるので

 

より一層、

 

お得感と満足感を感じることができそうです。

 

 

 

実際、とんでもなくおいしい本マグロ、

 

という味わいではなかったのですが、

 

回転寿司の「マグロ」に比べればおいしいですし

 

割安で満足感がありました。

 

 

 

また本マグロ一本にすることで

 

品数(原材料)が減り、

 

仕入コストや在庫管理、

 

調理などオペレーションコストも

 

低減できそうです。

 

 

 

 

 

2つめの収益につながりそうなポイントは

 

「独自メニュー」の存在です。

 

 

 

定番メニュー以外にも

 

注目され、飽きさせないメニューが

 

いくつもありました。

 

 

 

定番っぽいもの

 

斬新に組み合わせて

 

調理したメニューが多いんです。

 

 

 

たとえばウズラ玉子のスパイス煮。

 

 

 

 

これがカレー風味が効いていて

 

食べたことある味つけなんですが

 

うずら玉子で食べるのは初めてという

 

なんだか不思議な感覚です。

 

(伝わりますかね・・・)

 

 

 

これが数と盛り付け方が決まっているようで

 

整列するかのひょうに丁寧に盛り付けされていたのも

 

印象的です。

 

 

 

 

他には

 

 

ナスの煮びたしに

 

トロロといくらをかけたものや

 

 

 

 

 

 

 

サバ缶をそのまま使ったサラダなど、

 

 

 

 

 

 

「お得感」や「満足感」以外にも

 

「意外性」が楽しめるメニューが豊富なことで

 

飽きがこず、根強い人気に

 

つながっているんじゃないでしょうか。

 

 

 

 

 

最後の収益ポイントは・・・

 

 

最後の収益ポイント「シャリ」です。

 

 

 

これが収益に一番効いていると思います。

 

 

 

寿司のネタはしっかりとして大きいんですが

 

 

 

 

 

 

 

 

「これでもか」というほどシャリが小さい(笑

 

 

 

 

 

ギリギリ「すし」として許容できる大きさです。

 

 

 

すしそのものに

 

不満が生まれるわけではないんですが、

 

 

 

すしが与えてくれる満足感

 

あくまでもネタによるものです。

 

 

 

 

相対的に小さいシャリは

 

相対的に大きいネタを生み、

 

 

 

「映える寿司」というジャンルにも

 

つながる要素のひとつになるわけですが、

 

 

 

単に映える、映えないということ以外に

 

 

 

満足感はあるけどお腹が膨れない(笑

 

 

 

その結果、

 

これまでの写真の通り

 

一人なのに相当な数

 

(一品料理を含めて7品ほど)

 

注文していました。

 

 

 

その結果、

 

お得感と満足感はあるけど、

 

お会計はそこそこかかりました。

 

 

 

客単価はそれほど安くなさそうです。

 

 

 

このことからわかるのは、

 

割安と言われるお店であっても

 

お得感満足感

 

うまく演出することができれば

 

 

 

行列のできる人気店ながら(客数が多い

 

同時に注文点数を増やし、

 

客単価も高めることができる

 

ということです。

 

 

 

コロナ禍で破竹の勢いの人気すし店の秘密が

 

少し垣間見えた気がします。

 

 

 

 

荒井 竜哉

パラレルワークで経営と現場の両面からマネジメントを支援します。

ブログの内容などお問い合わせは、メッセージ、もしくは
」までご連絡ください。

IBS CONSULTING (for Improving our Business & Society)
中小企業診断士
ITコンサル会社勤務