パラレルワークの強みを生かし、
コンサルティングを通じて
事業マネジメントを推し進めます。
荒井竜哉です。
昨日の日経平均の終値は2万3567円、
前日比104円安と反落しました
米国の経済対策協議が難航していて
先行きが不透明なことから
米ダウ平均は大きく下落しました。
その影響を受けて、日経平均も下落しています。
欧州のコロナ再拡大に対する懸念もあって
取引自体も少なくなり、
様子見の状況が続いています。
アパレルのオンワードが
試着専門の
「売らない店舗」
を今年度中にオープンするそうです。
1店舗に複数のブランドを集め、
店舗では売らず、試着して商品を見てもらい、
購入は別途、ネットを通じて行うそうです。
オンワードの狙いは
物流拠点に商品在庫を集約することで
在庫コストを削減し
商品管理の効率化を図る
ことのようです。
消費者側のメリットは、
複数ブランドが1店舗で見れること
だそうです。
価格で比較されやすい商品を扱う小売店では
「ショールーミング」
が問題視されていました。
実店舗では商品を確認したり
説明を受けるなどして買うかどうかを見定めて、
買うときは少しでも安いネットショップから購入する、
という行動です。
コロナ禍でネット通販の利用世帯は5割に達し、
全世代で利用が伸びている今。
あえてショールーミングでネット通販へ誘導し
店舗のあり方を変える狙いは
面白い試みだと感じました。
ただ、
「複数ブランドが1店舗で見られる」
というのが本当の意味でメリットになるのかが
わかりません。
各ブランドのイメージやコンセプトが
1つの店舗で混ざってしまわないか
気になります。
あと、その場で買えない、というのは
結構大きなデメリットです。
私はよっぽど高額でない限り
その場で買いたい衝動に勝てず、
ショールーミングできない性質です。
同じような人への販売機会を失わないかが
気になります。
業態変化の試みとともに、
どんなお店づくりにされるのか
どの程度浸透していくのか、
注目したいと思います。