パラレルワークの強みを生かし、
コンサルティングを通じて
事業マネジメントを推し進めます。
荒井竜哉です。
昨日の日経平均の終値は2万2195円、
485円高と大きく反発しました
先週、株価が続落したところに
米国の大手ITの好決算を受け
買い戻しの流れがあったようです。
GAFAではアルファベット(グーグル)を除き
コロナ禍でも売上・利益を大きく伸ばしています。
社会インフラにまで育ったIT大手はさすがに強いですね。
日本の景気回復は2018年10月までと認定され
いざ「不況」が見え始めてくると
相対的に堅調な社会インフラ事業が
注目される記事が多くなるように思います。
国が発注する公共事業の現場で
熟練工の技能や工事工程、地形など環境をデータ化し
効率化するための分析を始めるという記事が出ていました。
2012年の笹子トンネル事故以降、
社会インフラの老朽化が取り上げられることが多くなりましたが、
地方自治体では
人手・技術者不足に加え、予算もなく、
修繕が必要なトンネルや橋のうち
20%程度しか着手できていないそうです。
国や企業の取り組みによって建設業界、
特に老朽化の進む社会インフラにおいて
生産性を高めつつ属人化を減らし
スピーディかつ低コストに対応!
となることに期待します。
ITを使って建設業界を変革することを
「コンテック」というそうです。
記事の事例は単なるIT化なので
フィンテックのようなインパクトはありませんが
業務効率化には有効です。
この記事で紹介されている「アンドパッド」は
以前、経営診断で関わった企業でも
使用されていました。
ただ、これらのIT化は
部分的な業務をITに代替するところまでで、
そこで集まった情報が
経営支援に活かされていないケースがあります。
業務がITに代替され、効率化できれば
その代替された業務のデータが集まります。
IT化の次は、これらの蓄積されたデータを
うまく活用したいところです。
このあたりはITベンダーには難しいので
全体を見る経営者と現場業務を熟知した従業員との
対話が重要になってきます。
テクノロジーに頼って効率化しても
最後はやっぱり人ですね。