こんにちは、あと2週間くらいで中学生ではなくなる、中学生鉄オタのじゃがと申します。

受験発表の結果に関しては、次回報告させていただくので少々お待ちください。

 

3月16日にjr各社がダイヤ改正を行いましたね。

首都圏では山手線や京葉線で減便・減車がされたり、北陸新幹線が敦賀へ延伸したことに合わせ、並行する区間の北陸本線が第3セクター化したり、特急が敦賀止まりになったりしましたね。

 

一方、北海道のバス会社でも4月1日にダイヤ改正が行われます。

しかし、今回のダイヤ改正では大規模減便がメインとなっています。

一体どうなっているのでしょうか。

一緒に見ていきましょう、今回も最後までどうぞよろしくお願いします。

(リビングの本棚を調査していたら、こんな絵本を発見しました。14年くらい前のものと考えると、感慨深いですね。)

 

 ダイヤ改正でどう変わったのか?

今回は、じょうてつバスと北海道中央バスの例を見ていきましょう。

 

まずじょうてつバスは、札幌・真駒内方面から定山渓方面に向けて運転されているバスです。

元々は定山渓鉄道を運行していましたが、経営が安定せずに1969年11月に廃止されて、じょうてつバスに変わりました。

そのじょうてつバスも、4月1日から86便減便することが決まっています。

実は、今年2月からも平日運行の51便を計画運休していますので、合わせて13%ほど減便したことになります。

インバウンドの時には、観光客で混みすぎて地元住民が乗れず、積み残しが発生していただけあって、不安なところです。

 

もう1つの北海道中央バスは、札幌市内だけでなく小樽・余市・北広島などさまざまな地域の市内交通を担ったり、都市間高速バスを数多く運転しています。

こちらも4月1日から313便の減便が決まっています。

去年12月にも、590便の減便をしているのでかなりヤバイです。

元々運転している本数自体も多いのもありますが、今後も減便して行く可能性が高いので、安心できません。

 

このように減便が続いていますが、一体何が原因なのでしょうか。

 

 減便の原因とは、一体何なのか?

減便の原因は一体何なのでしょうか?

これは、バスの運転手不足が関係しています。

バスの運転手の待遇は、若い世代だと年収が300万円台と他の業種と比べると、かなり安いことがわかります。

待遇が悪く、免許を取得し就職するまでが大変という点です。

そのため、若い世代で就職する人が少なくて、運転手の平均年齢は53歳と極めて高い状態となっています。

また、定年退職により離職する人が今後は増加していきます。

そのため、運転手が不足して、運転できる本数が減少し、今後も減便して行くことでしょう。

 

そもそも、バスの運賃は安いと感じたことがある方も多いと思います。

札幌市内の中央バス・jrバス・磐渓バス・じょうてつバス共通の路線バスの運賃は、1区210円・2区240円となっています。

大体の路線が全区間乗っても2区までだったりするので、かなり安いなと思います。

今後は待遇改善のために、今年12月から1区240円・2区270円と30円ずつ値上げされます。

運賃を倍額にしたほうがいいと、元運転手の人が話している動画もあるので、大幅に改善されるというわけでもなさそうに感じました。

今後の交通機関を維持して行くにはどうするべきなのでしょうか。

 

 交通機関を確保して行く方法

1つ目に、自動バスを導入して行くことです。

すでに北海道でも、当別町・大樹町・岩見沢市・苫小牧市・帯広市などで実証実験が、上士幌町で定期運行がされています。

自動バスには、レベル1から5までが存在し、北海道で導入されているのは、全てレベル2です。

日本で導入されているのはレベル2・4で、レベル2は一部の操作をオペレーターが操作し、一部自動。

レベル4は、オペレーターなしで全て自動で運転、異常があれば遠隔操作で止めることができます。

この自動バスの導入のメリットは、特別な免許がないオペレーター・遠隔操作する人も雇えることです。

しかし、10人程度しか乗車できず、最高速度が20km前後のバスがほとんどになっているのが現状です。

そして、日中の運転に限られること、輸送できる人数が多くないことがデメリットになります。

しかし、免許なしでバスを運行できるので、ハードルが下がります。

 

2つ目に、代用の公共交通機関を運行することです。

例えば、札幌市営地下鉄南北線の南の終点である真駒内駅から、途中石山・藤野・簾舞を通り定山渓温泉へ至る、石狩で検討されているロープウェイを建設するとしたら、じょうてつバスの半分近くの区間を廃止して、残された区間の運転に専念できます。

またロープウェイなので、モノレールを敷設するよりかなり安く設置したり、無人で運行することができるようになります。

このことにより、定山渓温泉や石山・藤野・簾舞の地域の移動が、真駒内で乗り換える必要が出てくる一方で、混雑が緩和されて移動が便利になります。

 

 まとめ

今回は、バスが減便される理由と交通機関を確保して行く方法を、お小遣い4ヶ月分貯めて念願の札幌〜苫小牧を廃止になる特急自由席と、お得な切符を利用して旅行してきた中学生鉄オタじゃががまとめていきました。

やはり今後は、少子高齢化により交通機関の仕事に従事する人口も減っていきますので、無人・自動・楽に運行できる交通機関が重要になるかもしれません。

そう考えると、無人・自動運転をできるかできないかによって、変わってくると思います。

 

今回苫小牧に旅行した際に、写真の素材が増やすことができました。

ちなみに苫小牧を旅した写真は、今後のブログで紹介してきますので、是非ともよろしくお願いします。

また、合格の合否の報告や、今回少し触れた自動バスについての記事も投稿していきますので、フォローといいね・コメントの方をお願いします。

また、空想鉄道とx(旧twitter)の方もやっています。

最近xの方でも、投稿を再開したので見ていただいたり、フォローしていただけると幸いです。

今回もご視聴ありがとうございました。