こんにちは、受験が直前に迫っていて焦っている中学生鉄オタのじゃがと申します。

 

みなさんは、乗り特列車というと何を連想しますか?

京葉線の通勤快速、都営新宿線の急行、京急のエアポート快特などでしょうか。

北海道の国鉄・JR北海道にも、かつて今よりもお得だったり、早い列車が存在していました。

今回は、その中から個人的にとてもお得で、早い列車を3つご紹介します。

今回もどうぞよろしくお願いします。

(最近食べたすごく美味しいキャラメルアイスです。また食べたいと思いますが、少しベタつくので気をつけた方が良いです。)

 

 1.急行さちかぜ

まず1つ目は、急行さちかぜです。

急行さちかぜとは、札幌〜旭川間を通常の急行・特急は岩見沢・美唄・砂川・滝川・深川と停車する中、ノンストップで結んでいた急行列車です。

この列車なんと、当時の特急よりも速かったのです。

小樽〜札幌駅間は、小樽行きは快速として、琴似・手稲・南小樽と停車しており、旭川行きは札幌まで各駅停車です。

この列車の強みは、特急よりも早く、急行券・急行回数券で乗れるので、とてもお得であるという点です。

1971年7月に運行開始、1975年7月にわずか4年で廃止。

原因として、運転当初は特急は遅かったものの、廃止された頃にはとても早く進化していたこと。

その後も、特急ホワイトアローという形で、ノンストップで運転されていたものの結局廃止。

現在、札幌〜旭川駅間には、特急カムイ・ライラック・宗谷・オホーツクが、計26往復ほど、毎時1・2本運転中。

 

 2.快速海峡

そして2つ目は、快速海峡です。

この列車は、函館〜青森駅間を追加料金なしで2時間程度で走ってくれる乗り特列車でした。

津軽今別・竜飛海底駅に停車する青函トンネルの見学者用の便でもあり、通勤時間帯に行くつかの駅に追加で停車する地元の人向けの便でもありました。

1988年3月に運行開始、2002年11月に特急白鳥・スーパー白鳥の運転に変わり、廃止となりました。

東北新幹線の八戸延伸のタイミングで、トンネルの見学者の減少・通勤需要が薄かったため、快適な特急白鳥・スーパー白鳥に置き換えられました。

これにより、函館・青森の地元の人からすれば実質的な値上げ・減便となります。

さらに、この後北海道新幹線の開業で乗り換えが2回発生・所要時間ほとんど変わらず・再び値上げとなります。

 

 3.快速ミッドナイト

最後に3つ目、快速ミッドナイトです。

この列車は、夜行バスから夜間利用者のシェアを奪うために、1988年夏に運転開始。

18切符のシーズンには、停車駅を増やして対応しています。

そう、快速列車なので18切符が利用可能なんです。

しかし、2002年12月に廃止が決定。

理由は、快速列車なので追加料金が取れず、運転するだけで赤字だったからです。

 

 まとめ

今回は、私立入試が2日後に迫る中学生鉄オタが、国鉄・jr北海道のかつての乗り特列車を3つ紹介しました。

快速・急行だったので、追加料金が安い・取れないので、収益性もあまり良くなく、会社としても赤字ですよね。

しかし、お金がない人にとってはとても助かるんですよね。こういう列車があると。

臨時列車でもいいので、また運転して欲しいものです。

 

受験が終わり次第、もう少し投稿ペースを上げて、写真の種類も増やせたらなと思います。

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ご視聴ありがとうございました。