こんにちは、8番出口という話題のゲームをググったら有料でお金がなかったので諦めた、中学生鉄オタのじゃがと申します。最近、来年3月のダイヤ改正の概要をjr各社が発表していますね。私が一番衝撃的だったのは、京葉線の通勤快速・通勤ラッシュ時の快速の廃止、特急が10両から5両への減車です。京葉線・外房線・内房線沿線民がそりゃ怒りますよね。東京都の中心部へのアクセスの所要時間が大幅に増加すると思います。

その発表されたダイヤ改正の中で、jr北海道が特急おおぞら・とかち・すずらん・北斗号の自由席を廃止し、全車指定席化にするというものがありました。この発表を受けて、「特急すずらん号は高くなるしバスに変えようかな」という声が上がっていました。というわけで今回は、特急すずらん号が全車指定席化になって本当にバスに人が流れるのか考察してみました。今回は、北海道中央バスの高速むろらん号と道南バスの高速白鳥号と、jr北海道の普通列車・特急すずらん号・特急北斗号で比較してみたいと思います。今回もよろしくお願いします。

 

 高速バスの概要

まずは、北海道中央バスの高速むろらん号と、道南バスの高速白鳥号について調べてみました。北海道中央バスと道南バスでは、バスの名前は違いましたが、2社が一体となって運行しているようです。早速みて行きましょう。

・運行開始日:むろらん号・1984年4月 白鳥号・1955年6月(?)

・所要時間:2時間40分

・運転区間:札幌駅前〜東室蘭駅東口〜室蘭観光協会前(1日1本のみ札幌駅前〜東室蘭駅東口もあり)

・停留所:札幌側・9個 室蘭側・16個

・運転本数:7往復ずつ

・料金:片道2500円(予約なしでおk)

高速白鳥号の運行開始日は出てこなかったので、元祖であろう急行バスの同区間の運行開始日を書きました。終点の室蘭観光協会前は、室蘭駅の近くのことです。計14往復と考えると、かなり本数が安定していますね。

 

 jr北海道の概要

次に、jr北海道の普通列車・特急すずらん号・特急北斗号についてみてみましょう。

(普通列車)・所要時間:東室蘭ゆき・2時間29分 札幌ゆき・2時間44分

      ・運転区間:札幌〜北広島〜南千歳〜沼ノ端〜室蘭

      ・停車駅:東室蘭ゆき・31駅 札幌ゆき・30駅(植苗を通過するため)

      ・運転本数:1日1往復ずつ

      ・料金:片道2860円

室蘭には行かず札幌〜東室蘭での運転ですが、一尾載せておきますね。東室蘭ゆきは早朝の6時21分発、札幌ゆきは深夜の20時27分発なので室蘭に通勤する人向けでしょうか。普通列車で同区間で行く事は、日中でも全然できますが、必ず乗り換えが必要になります。1日1往復だけ、列車の車庫への送り込みを兼ねて、乗り換えなしで運転されているというわけです。2両編成で737系という、電化されている室蘭本線の区間で走っている車両での運転だったと思います。来年3月のダイヤ改正で廃止される、おトクな切符で乗車券往復割引切符を購入すると、札幌〜(東室蘭〜室蘭)は、往復4490円、実質片道2245円で移動できるので、バスよりも安くなるんです。しかし、基本的に高速バスとは所要時間がほとんど変わらず、片道360円高い、そして直通は1日1往復しかなく、基本的には乗り換えが必要。あまりお勧めは出来ない行き方ですね。

(特急すずらん号)・運行開始日:1992年7月

         ・所要時間:1時間28分〜1時間37分(特急として運転されている、札幌〜東室蘭の区間の所要時間です。ち                          なみに、東室蘭〜室蘭の所要時間は、11〜13分です。)

         ・停車駅:札幌・新札幌・千歳・南千歳・沼ノ端・苫小牧・白老・登別・幌別・鷲別・東室蘭〜室蘭の各駅

         ・運転本数:1日6往復(のち札幌〜東室蘭の便は、1日1往復)

         ・料金:自由席・片道4690円 指定席・片道5220円

高速バスよりも、所要時間が2倍近くまで短縮されて、料金が2倍近くまで増えましたね。停車駅は実質、幌別〜室蘭は各駅に止まります。1・2・5号車が自由席、3・4号車が指定席になっていて、現状は自由席の方が多いんです。この列車が現在のかなりスタンダードな行き方かもしれません。ちなみに、来年3月のダイヤ改正で廃止となるおトクな切符を使えば、自由席を往復5230円、実質片道2615円で利用できます。あと、えきねっとやかよエールでも利用できます。

(特急北斗号)・運行開始日:1965年11月

       ・所要時間:1時間17分〜1時間33分(10年以上前はもっと早かった)

       ・停車駅:札幌・新札幌・南千歳・苫小牧・(白老)・(登別)・東室蘭・伊達紋別・(洞爺)・長万部・八雲・森・(大沼公園)・新函       館北斗・五稜郭・函館

       ・運転本数:1日11往復(現在繁忙期なので、臨時が1日1往復あり。北海道の臨時特急って大体時間かかるイメージあり)

       ・料金:自由席・片道4690円 指定席・片道5220円 グリーン席・片道7490円

特急北斗号は室蘭を通らないので、全て札幌〜東室蘭のデータです。特急北斗2号のおかげで最短1時間17分と早いですが、基本的には特急すずらん号よりも所要時間が少し短い程度となっています。料金はあまり変わらないですね。おトクな切符は使えないので注意です(えきねっとは使えると思います)。途中、特急すずらん号よりも、4〜6駅多く止まらないので注意です。特急北斗号のグリーン席に乗るのが、タクシーを除いて最も高い行き方かもしれないです。

 

 まとめ

今回は、投稿が2週間も開いた中学生鉄オタが特急すずらん号の自由席の廃止で、本当に高速バスに利用が移るのかについてまとめましたがどうでしたか。実は私、高速バスについてかなり知識が浅いので札幌〜室蘭で高速バスが運転されていることを知りませんでした。実際調べてみると、所要時間はjr北海道の方が圧倒的に早いですが、料金が高いので自由席が廃止になると、特急すずらん号だけでも自由席は廃止しない方が良いのではと思いましたね。かよえーるがどれだけの値段になるかですね。

 

twitterと空想鉄道の方もやっています。最近は、疎かになってしまっていますが、最近は時間がないので全然作業が進みません。すいません。今後も、鉄道の考察・乗車記・ダイヤ分析・比較クラブの方やって行きます!リクエスト・アドバイスの方がありましたら、コメントで教えてください。ご視聴ありがとうございました。