みなさんの初めては?【データカードダス編】 | ぼたもちの観察日記・終

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ぼたもちの日々を観察した日記
今はトライエイジ中心に書いてます。

2020年12月29日を待ちまして更新を終了しました。見てくださった皆さん、ありがとうございました。




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データカードダス



それはゲームセンターやスーパー、ショッピングモールに良くある子供向けのデジタルカードゲームの呼び名の1つ。

※厳密に言うとバンダイが商標登録しているものなので他メーカーさんが出すものはデータカードダスとは言いません。

うちのブログを見てる方は結構な確率でデータカードダスやアーケードゲームのプレイヤーさんだと思います。その歴史はどこから始まったのでしょうか?

昔を振り返って行きますと




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もはや絶対王者


昆虫王者ムシキングの登場で歴史が変わりました。デジタルカードゲームの誕生です。そもそもアーケードゲームはもちろん子供のゲームセンター離れは深刻だったと聞きます。家庭用ゲーム機が普及したりカードゲームが普及し子供達はお金こそ掛かるもののゲームセンターに行くことが減りました。このまま衰退の一歩を辿るかと思いきや現れたのがこのムシキング。当時の小学生…今やもう社会人ですね(涙)

小学生を中心に爆発的な大ヒットを記録したらしいです。なんでも当時では1枚8000円で売ってたカードがあるとか無いとか。今より物価が安い時代ですので、自販機で100円で飲み物が買えたり仮面ライダーのベルトが5000円台で買えてたのが普通の時代でした。その中で8000円となると今で言う1万越えと感覚は変わらないんじゃ無いかな?


それだけ人気のムシキングではありますが…実は自分は全くハマりませんでした。そもそもゲームセンターという場所が当時ではあまり好きではなく、お金を無駄にする場所という認識が強かった。ゲームセンター行くくらいなら家でゲームする!って小学生でした。それが今となっては…笑


一度だけやった事があるかな?昆虫博物館みたいな所に親に連れて行ってもらった時にすごく並んでたんですが、試しに1回やって来たら?と言われて100円握りしめて行った思い出があります。カードも何も持っていなかったのですが、後ろの子供がファイルからカードを貸してくれたっけな…めっちゃ強そうなファイルだった。


ムシキングはSEGAが生み出した作品なのですが後発には


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恐竜キングや



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おしゃれ魔女ラブ&ベリー

などの派生作品が生まれました。恐竜キングは日曜の朝、少し前のユニコーンやヘボットが放送されている7時にアニメ放送されていたり、ラブ&ベリーはかつて放送されていたバラエティ番組【はねるのトビラ(通称はねトび)】のパロディ企画で女芸人のダサい服とイケてる女優やタレントの服を交換するというコーナーの元ネタになっていたり…結構TVにも影響与えてるんです。

それほど根強い文化を作り出したSEGAは本当にすごい。まさにゲームセンターの救世主。

ムシキングやラブ&ベリーなどにハマっていた方は少なく無いんじゃ無いでしょうか?



そんな売れる市場が開拓されて行くのを黙って見てるわけがない…そう、それがバンダイw



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調べた所、データカードダスの最初期はドラゴンボールみたいですね。上の画像はシリーズとしては新しい部類に入りますが。でも確かに2005年から稼働してるみたいなので1番古いのはドラゴンボールなのかな?


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その後ナルトシリーズ



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ワンピースのベリーマッチ系


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たまごっちシリーズ


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プリキュアシリーズ


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デジタルシリーズなどなど…


とりあえず挙げてみただけでもこれだけ手広くやってます。バンダイの売りは版権を使える事ですから純粋にゲーム性を売りにしていたSEGAとは対照的にキャラゲーを推進してるイメージですね。一からブランドを築き上げたSEGAに比べると劣っている印象です。


そんなバンダイ、SEGAには負けてられない!


アーケードゲーム界はここら辺からさらに熾烈を極める状況に

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ポケモンのアーケードシリーズ参入


ポケモンバトリオ…今のガオーレの祖父?になるのかな。ポケモントレッタの前のシリーズですね。稼働は2007年。タカラトミーさんからの発売になります。

バンダイのようにキャラゲーを促進してる反面、こちらはポケモンという大きなブランドをメインに掲げて参入。バンダイとの相違点としてはバンダイが同じ筐体で中身を変えて回していたのに対し、こちらはポケモンの為に作られた筐体です。

SEGAもそうなのですが、バンダイやSEGAとしては事業の失敗に至った時のコストを考えてすぐに撤退できる、かつ他作品でも流用可能な筐体やゲーム機を目指していたと思われます。

ムシキングや恐竜キングの筐体は似ていますしデータカードダスは全般的に同じですしね。

それを見てタカラトミーさんはポケモンの人気を全面的に出すことを考えオリジナルの筐体、そしてあえてカードではなくチップのような形状のアイテムを選んだのでしょう。他社との違いを見せつけつつ展開する様はポケモンをブランドを信頼してのことでしょうね。



そんなタカラトミー、バンダイ、SEGAに負けてられない!と言わんばかりにポケモンバトリオと同時期にでたのが


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ドラゴンクエスト

モンスターバトルロード



ドラゴンクエストやファイナルファンタジーという圧倒的なゲームブランドを持つ会社のスクエニさんから発売されました。

強みは何と言ってもドラゴンクエストという点に尽きます。今もそうですが当時からドラゴンクエストは絶大な人気でした。やっぱ作品が面白いし知名度が高い。さすがというドラゴンクエストなのですが、その人気のゲームがアーケードに参入…ここにどんな狙いがあったのかはわかりませんがスクエニの判断は英断でした。

バトルロードは大ヒット!すごい長蛇の列を作るほどでした。バトルロードの利点は先ほどのバトリオにも言えるのですがSEGAやバンダイのゲームにはないオリジナル性。なんて言っても…真ん中の剣が実際に突き出るんです!

そう、このアクションこそモンバトの売りでありスクエニの最大の特徴でした。家庭用ゲーム機では所詮コントローラーを操作するのが限界でしたが、アーケードゲームなら実際に剣を突き刺す真似が出来る。このアクションをする事こそスクエニの着眼点です。

SEGAやバンダイのゲームはカードのバーコードを読み取ったらそれで終わり。後はボタンを押すだけ。どのゲームでも同じようなものですが…剣を差し込むアクションなどを盛り込んだモンスターバトルロードは同じ子供の目線から見ても目を引きます。

カードを集める楽しさや他社のゲームの筐体より大きく、そして冒険の書というICカードの先駆けを生み出したのもスクエニ。ここら辺は人気のゲーム会社ならではの発想ですね。


ここに来て


・老舗のSEGA
・種類のバンダイ
・ブランド力のタカラトミー
・独自性のスクエニ


この様な図式になっていたかなと思います。時は2007年…10年前はまさに子供向けアーケードゲーム戦国時代!


バンダイはここに来て新作のラッシュです。



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ウルトラマンの作品がデータカードダスに

2007〜2010

大怪獣バトルシリーズ!


円谷作品の大怪獣バトルに合わせて発売されたシリーズで、怪獣vs怪獣を構図に主役のウルトラマンはサポートのカードでしか出ないという斬新なゲームでしたが結構な人気を博しました。ガンダムにも言える事ですが、やられ役は番組にとって必要不可欠。実は主役より怪獣、主人公機より量産機が人気だったり…?

大怪獣バトルの映画の公開に合わせてカードを配布したり独自の戦略の先駆けというのが思い出に残ってます。


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もはや最古のシリーズ?

2008〜2013

仮面ライダーバトル ガンバライド

自分はここから入りましたね。大怪獣バトルの成功を受けて、仮面ライダーでも同じ試みが行われました。現行作品となる仮面ライダーディケイドとのタイアップ。変身アイテムとゲームで使えるカードを連動させる試みは以降の他ゲームでも活かされることに。

魅力は何と言っても昭和ライダーから平成ライダーまで好きなライダーが使える事でしょう。今でこそライダーゲームは当たり前に出てますが、当時では昭和ライダーが使えるゲームや現行作品以外が使えるゲームはガンバライドくらいなもの。またディケイドが使うカードの一部のものはガンバライドでしか手に入れることができなかったりするのでそれ目当てでカードを買う人も続出したり。今のガンバライジングの前身のゲームですのでガンバライドから数えると来年で10年になります。長いねえ…。


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こんなゲームを待っていた!

2010〜2014年

スーパー戦隊バトルダイスオーシリーズ

ウルトラ、ライダーと出ているのだから戦隊だって欲しい!そんな願いを叶えるかのように誕生したのがダイスオーです。ダイスオーは初期と後期ではゲーム性が全く違うのですが、正直最初期はゲームとしては盛り上がりに欠ける部分が多かったイメージです。しかし記念作品のゴーカイジャーになると同時に大幅アップデート。ダイスオーDXは大ヒットし一躍人気ゲームに。

ダイスオーの魅力は何と言っても戦隊の主題歌が流れる!ここは他のゲームには無い魅力でした。今ではガンバライジングとか流れるのが当たり前のようになってますが、ダイスオーがその流れを作り出したのでその功績は偉大です。あとはやはり5人の組み合わせを自由に出来るのも魅力。オールレッド戦隊はもちろん、オールピンクとか好きな作品の戦隊を混ぜたようなチームも出来ますし自由度は高いゲームでした。もっと言えば



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ギャバンが使えるデータカードダスはダイスオーだけ!!!

まさかコラボした勢いで出てくるとは…w
ご丁寧に主題歌まで流れますw


ここまで大それた事が出来るのはダイスオーの魅力ですね。

戦隊のアーケードゲームはしばらく出てませんが、復活の声は少なく無いのでいつか復活してほしいものです。



このようにウルトラ、ライダー、戦隊と子供をターゲットにしつつ大人も狙い始めたバンダイ。結果的には成功するわけですが…ここであるゲームに終焉が…。

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ムシキング稼働終了


2003年から稼働して来たムシキングですが、ガンバライドが稼働する辺りから終了してしまいます。どんな人気ゲームにもブームの終了は付き物。ムシキングの場合は世代離れというのと筐体の劣化などがあるかなと思いますね。ムシキングに夢中になった世代も小学生から中学生に。自然とやらなくなっていたというのは珍しい事ではありません。大人になるに連れてプレイしなくなるのは当たり前です。そんな状況でもプレイヤーを増やそうとSEGAは頑張るわけですが、ゲームのバージョンアップにも限界がある。昔のカードを使えるようにすると自ずと制約が出てくるものです。その中でやりくりすると出来ることも限られますし、そもそもムシキングの筐体はリリース時と比較すると古いわけなので目新しさは無いわけです。その間にもライバル会社は新しいものを大量に出して来て顧客が奪われる…。


この業界ではもはや仕方ないことなのでしょうね。最初にして最高のヒット作も年数には勝てないという事かな。ムシキングの徹底と同時にSEGAは恐竜キングやラブ&ベリーも終了させてアーケード系から手を引きました。



モンバトが稼働終了になるのは少し後だったかな?

人気こそ絶頂でしたが単純にネタ切れでしょうか?円満な終わり方のような気がしましたが…このようにアーケードゲームは一定のスパンを経て終わる流れが出来ました。

そんな中でもバンダイは新作を出しますが、周りの徹底を見てか新筐体の開発を着手。


バンダイの特徴ですが、中身と外側の一部を入れ替えて新規ゲームにする手法が多かったんです。例えばそれまで大怪獣バトルだった筐体をいじってダイスオーにする…みたいに共通の素体だからこそ出来る手法でした。しかし…ムシキングのように筐体が古くなれば人気も落ちますし出来ることも限られてくる。


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というわけで新筐体としていくつかのデータカードダスがリリースされていくことになります。


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その中でも有名なのがアイカツシリーズ。女児を対象に大ヒットしましたね。


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他にもアニマルカイザーグレートなど


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現在稼働中のフュージョンファイトもこれに属します。この筐体の特徴はセーブが可能なICカードなセーブが可能なカードが使える事。

セーブ機能があるおかげで成長要素が加わりやり込みが楽しくなるというのは画期的でインカム率がどんどん上がりました。アイカツは一時期本当にすごかったイメージですね。

画面が従来のものより綺麗でボタンも押しやすい設計にしてありますのでゲーム内で表現できる事も増えました。それまでの液晶はブラウン管のようなもので時代が進むに連れて見にくくなりましたからね。

とはいえ使えない訳ではないので



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ダンボール戦記や


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トリコなどの既存の筐体でもIC機能を追加させる事により収益を増やすことを狙っていたかと思います。他ではワンピースやガンバライドでIC要素が追加されてましたね。


ダイスオーは最後までICを追加してませんでした。IC追加は大人には嬉しい要素ながら財布には優しく無いので1クレで楽しく遊べる要素にこだわったイメージです。本来のターゲット層を見失っては意味が無いのでこの判断も立派な判断かなと思いますね。



またバンダイお得意の手法ですが、ICカードの他に玩具と連動させるのも特徴でした。

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特にオーメダルはガンバライドとの初の連動要素で子供、大人が欲しがりそこに転売屋が目をつける事でプレミア価格に…朝の5時に並ばないと買えないというほどおかしい状況になってましたね。

自分も近所の家電量販店で並んだりしましたが買えなかった時もありましたし、ガチャが補充されると同時に空になる所にも遭遇したり、目の前でリアルファイトになるのも見かけたり…親御さんも大変だなぁ…というイメージでした。

すごく余談ですが、オーメダルのシャウタという種類が発売されるときに最初の3DSの発売日と被りまして、大行列が出来てましたが並んでいたのはほとんどメダル目当てで3DSは全然人がいなかったのにテレビでは3DSがすごく人気です!と報道してたのを覚えてます。やっぱテレビはダメだね…笑




新筐体、IC追加、玩具連動…様々な手法を試すバンダイが次に手を出すのはフラットパネルでした。


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圧倒的な大きさ、そして画面…データカードダスを冠していない新しいアーケードゲームとして生まれたのがドラゴンボールヒーローズ。

当時はバーコードスキャンが主流な中、カードをパネルの上で擦るという操作は斬新で革新的でした。筐体もかなりデカい。今のスーパードラゴンボールヒーローズを初めて見た人はすごい!と感動したと思うんですが、ドラゴンボールヒーローズを初めて見たときはそれ以上の感動があった記憶が…w

従来品に比べるともちろん人気も跳ね上がります。そしてICカードも他ゲームでは使えない専用IC。バンダイの気合の入りようがわかりますね。
対戦も二台ないと不可能などありましたが、これまでにないほどヒット。新しいデータカードダスの夜明けとなりました。

この流れに続いてきたのが


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我らがガンダムトライエイジな訳です。

どうでしょう?ここまで結構長い道のりですよね?

トライエイジが6周年!というのはめでたいですが、そこまで試行錯誤をバンダイがしてきたわけです。そこに関しては評価したい所ですね。


ここまでバンダイの一強か?と思いきや

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スクエニからは変形する筐体のジャイロゼッターや


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ドラクエの復活



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SEGAは印刷という概念を打ち出してきたプリパラに


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ムシキングの復活と…


どこの会社も進化させて来ています。


他にもアーケードゲームやデータカードダスは沢山あり今回紹介しきれてないものも沢山ありますが…



ここで本題!!!


みなさんが初めて手を出したアーケードゲームってなに?


自分はガンバライドからですね。







リンク先に質問項目があるのでよかったら回答とリツイートお願い致します。項目は3つあるので全て目を通して投票してもらえたらありがたいです。



結果が楽しみだな〜…。