気を取り直して、最近の息子(4歳6ヶ月)のブーム

 

 

(ご多分に漏れず)息子は電車が大好き

ごひいきは、自宅~私の実家を結ぶ某私鉄と、はやぶさ(特にH5系)とこまち

 

 

半年ほど前にたまたま本屋さんで見つけた絵本、息子が好きそうなので買ってみた

 

しんかんせんでいこう という、国語開きならH5系はやぶさ、算数開きなら九州新幹線(息子が九州新幹線に興味を示さないので、何系とかおぼえてない…つばめ?)が表紙の絵本で、南下もしくは北上しながら物語が進む両開きの絵本

そのとき本棚にある絵本のほとんどはサンプルがあったのに、この絵本だけは全てガッチリとビニールで包まれていて鉄壁のガード

1ページたりとも試し読みさせまいという本屋さんの確固たる意志を感じ一瞬迷ったけれど、表紙の北海道新幹線バーン!!には勝てず買うことにした絵本

 

 

以来半年、息子はとても気に入って毎日読んでいたのだけれど、最近息子の読み方がちょっと変わってきた

今までは絵本の内容を読んで、はやぶさだドクターイエローだ言っていただけだったのだけど

 

 

 

息子「おかぁしゃん、ここなぁに?」

息子が九州のページを開いて絵本を持ってくる

私「海だよ、海」

息子「うみ?」

私「(海から遠い市だし海水浴は2歳頃に1回行ったきりだからなぁ)そうそう、海。この下側の海は太平洋っていうの、下は南側だよ」

息子「たいへいようなの?じゃあこの海は?」

私「上は、北側。北側は日本海だよ」

4歳児相手に、得意げに知識(成人の一般常識)を披露する私

 

数日後

息子「おかぁしゃん、みなみがわがたいへいようでしょう。きたがわはにほんかいでしょう。まんなかはなぁに?」

私「(おお、日本海と太平洋をまだ覚えてたのか)真ん中って何?」

息子「ここ、このまんなか」 中国四国地方のページを見せてくる

私「そこは瀬戸内海だよ」エヘン

 

数日後

息子「おかぁしゃん、このまんなかの海はなぁに?」

私「真ん中は瀬戸内…じゃなくて、そこは(たしか)津軽海峡、太平洋と日本海が繋がってるんだよ(のはず)」

息子「このしたのとんねるがせいかんトンネルなの?」

私「そうだよ。セイは南側の青森で、カンは北側の北海道の函館の字だよ。ほら、新青森と新函館って書いてるでしょ(ひらがなだから分かりにくいけど)」

やばい、小学生の頃から日本地図がものすごく苦手だったんだけど…そろそろ(もう)やばい

 

数日後

息子「おかぁしゃん。はやぶさこまちはもりおかまではいっしょなの。もりおかで、こまちはにほんかいへいくの。ほらここ、あきたってかいてるでしょう。こまちはあきたしんかんせんなの。はやぶさはたいへいようでせいかんトンネルへいくの。ほらみてここ、もりおかえきから(路線図が)ふたつになっているでしょう」

お、おう。。。

 

数日後

息子「おかぁしゃん、これよこむきのせとないかい?」

私「横向きの瀬戸内海?」

九州のページを横向けにして持ってくる息子

私「あ、瀬戸内海はこっちだよ、ここはえーと…。あ、有明海(のはず)」

私「全体の地図で見ると分かりやすいよ、ここが瀬戸内海で、今言ってるのがここ、有明海」

息子、スルー

息子「こくらとしんしものせきのトンネルなぁに」

私「……(ああなんだっけ、スマホをスッスッ)…関門トンネルだって」

 

息子は次のページをはらりとめくり、

「ちがうよ。ビュゴー。しんかんもんトンネルです。ってかいてるよ。しんかんもんトンネルだよ」

私「。。。。。。」

 

 

 

もしかして今まで、わざとやってたんじゃないの…

文書を読んで地図のどの部分か、分かっててわざと聞いてたんじゃないの…

 

 

ちなみに娘(小1)は全く興味がないようで、自分の住んでいる県がどこにあるのか、息子に促されてやっと知ったようだった