今日は久々の日曜、仕事休みです。

 

今日はギターを始めて燃えている甥っ子が、いろいろ教えてほしいと言っているので、家に招いて軽く部屋セッションをしてみることにしました。

わたしはそこでベースを弾いたのですが、ベースを取り出した時に、ふとあるものが目にとまりました!

 

それはこちら、わたしの長年のそれこそギター以上の愛器、YAMAHA BBベースです!

 

・・・と、このBBではなくて、目に留まったのはこちらでした。

 

フェルナンデス!!

 

そう、昨今話題のフェルナンデスですよ!!

これ、まだバンドをバリバリにやっていた頃のストラップですので、35年以上前のものだと思います。

わたし、全然意識していませんでしたが、そっか・・・、フェルナンデス製のストラップを長年愛用して使っていたんですね。

 

とまあ、ここを見る皆様でしたら、何を今さらという感じでしょうが、最近この国産有名ギターブランド、フェルナンデスが破産…というニュースが良く出ていましたよね。

 

 

 

フェルナンデスと言えば、80年代末期から90年代初頭の、バンドブーム時代に、ホテイとかバクチクとか、あのへんのバンドのギターで一世を風靡したイメージがあり、フェルナンデス=布袋モデル、みたいなイメージがわたしはあります。

 

わたしは、ズバリそんな世代・・・、いや、その少しだけ前の世代かな??

わたしがギターを始めた頃は、メタルやジャパメタブームから、シャーベル・ジャクソンとかクレイマーなんて新興ギターがもてはやされていて、ギブソン、フェンダー、リッケンバッカーというブランドは一番パッとしてなかった時期でした。

 

しかしわたしはその時代から、ホテイが一世風靡している時代にかけて、一貫してギブソン、フェンダー大好きこだわり人間だったので、こういうホテイモデルとか、フェルナンデスあたりのチャラいギターを毛嫌いしていました。

なので、フェルナンデスなんて、自分には一切カンケーない、破産しようがどうしようが知ったこっちゃないメーカー・・・と言いたいんですが。。。

 

実はわたし、初めて手にしたエレキギター、フェルナンデスだったんですよね。

 

 

わたしが初めて手にした、今は無きフェルナンデスのレスポール・コピーモデルの写真がありました。

これをジミー・ペイジマニアの同級生に5000円で譲ってもらったんです。

ちなみにサウンドは、可もなく不可もなく・・・と言った感じだったでしょうか?

ヤマハの15000円のアコギは嘘みたいに鳴りましたが、これはギブソンなんかのホンモノと比べても見劣りしない特にいい音だった・・・なんて記憶はありません。

 

そうそう、この時代のフェルナンデスはですね、まだ布袋モデルとか、そういうのを作り出す以前・・・このフェルナンデスだけでなく、グレコとかトーカイとかアリアプロという有名国産メーカーのほとんどが、まだオリジナルモデルに覚醒する前で、ひたすらアメリカンギターのコピーばっかり作っていました。

 

 

ちょっと欠けていますが、レスポールコピーモデルのロゴは、FERNANDESではなく何故か「Burrny」ロゴでした。

レスポールと書いてあるところに、Lナントカナントカという、いかにもまがい物っぽいデカールが貼られています。

 

当時はこれでも高級ギターで、ギブソンなんかもうクルマを買う感覚ですよ。

楽器屋でGIBSON レスポールというロゴを見るたび毎回、いつか俺もホンモノを持てる日が来るのか・・・なんて思ってましたね。

 

わたしの初ライブで輝く?フェルナンデスのレスポール。

なんかボティーにカッコつけてシール貼っているようですが、さすが40年近く前、記憶にありませんね。

 

でも、毎日高校生バイト怒涛の連続を繰り返したことで、わたしはやがてホンモノを手にすることができました。

 

輝くGIBSONロゴ、これだよこれ!!という感じでしょうか。

 

 

とまあ、これでフェルナンデスはお役御免なんですが、このギブソンを買ってすぐくらい、わたしのフェルナンデス・レスポールコピーは、ライブハウスで他のメンバーが倒してしまい、無残にもネックがポキッと折れてしまいました。

高校1年生で私の手元に来てから、わずか3年くらいの運命でした。

 

まあギブソンがすでにあるし、高額をかけてネック修理するほどでもないので、そのまま廃棄となったと思います。

自分で捨てた記憶はないんですが、少なくても早い段階で手元にはありません。

 

そういえばわたし、このフェルナンデス・レスポース時代、他にTOKAIのストラトも持っていましたが、あれも捨てた記憶はないけれど手元にありません。

 

写真だけ残っている、わたくしの持っていた(はずの)TOKAIのストラト。

今ジャパンヴィンテージなんて言葉を聞くので、まだ持っていたらそれなりに良かったのかな?

 

そういえばこんなギターも持っていたな・・・

貰いものだと思いますが、黒のハンバッカー・ストラトタイプ・・・スクワイアー(フェンダー・ジャパンの子会社?)とロゴがあります。

素晴らしくいい音だった記憶がありますが、これもどこへ行ったのやら??

 

ということで、何が言いたいのかはたまたわからない記事となりましたが、ロゴを見て、フェルナンデスを思い出し、わたしのエレクトリックギター人生のスタートはフェルナンデスだった!!と思い出したというお話でした。

今さらですが、ありがとうフェルナンデス!