50代も半ばを過ぎ、すっかり老人へと足を踏み入れようとしているわたくし。

これまで散々ロックを愛し、聴いてきましたが、好みも年齢とともに変わるもので・・・

 

ここではわたしが中年という年代に差し掛かってきた頃から好きになってきた中で、今でも自分には絶対には外せない、才能を感じる未来に語り継ぐべし不滅の名曲だなって思う曲を10選選んでみました。

無人島に持ってゆきたいシングル曲10曲、という感じで、順不同でチョイスしました。

 

 

Fairport convention/ Meet on the Ledge

イギリスの60年代~フォークロック、トラッドフォークロックなバンドの初期の名曲です。

この作者でギタリストのリチャード・トンプソンはこれを19歳で書いたというから、やはり天才は違うなって痛感します。

非常に厳かで、切ない気分になる、ブリテイッシュトラッドな名曲だ。

 

 

Love/ clark and hilldell

白人ビートバンドに黒人ボーカルという、異色の60年代ヒッピー、フラワームーブメントの隠れた名バンドの1曲。

当時の他のどのバンドにも似てないこの曲に、アーサー・リーの非凡な才能が現れていると感じます。

こんな曲書けないよ。

 


The Doobie Brothers / What A Fool Believes

マイケル・マクドナルドにリードボーカル、フロントが変わった後期の名作。

あのフットルースのケニー・ロギンスとの共作です。

大人のAORに急変化したドゥビーですが、これはこれで、初期と全く違うなりにいい曲だと思います。

 

 

Stills Young band/ midnight on the bay

ニールヤングが盟友、スティーヴン・スティールスと組んだ、太陽の旅路の中の1曲。

夜の湾岸を思わせる、静かでアダルトな空気が心地いい、グランジ王のAOR。

 

 

Bonnie Raitt/ love has no pride

この曲はリンダ・ロンシュタッドのバージョンの方が有名かもしれませんが、ボニーのこの切ないバラード調のアレンジが一番いいと思います。

 

 

10cc/ monday fry me

10ccの主要曲の一つで、有名という意味では「Im Not In Love」かもしれませんが、不思議なムーディーさと、エリック・スチュアートの澄んだ声が魅力のこの曲がわたしのフェイバリットです。

 

 

Bad finger/ Day after day

ブリティッシュ・パワーPOP、バッド・フィンガーは名曲が多すぎますが、やはりどこか切ないこの曲がいいと思う。

 

 

Eagles/ i can't tell you why

オリジナルメンバーのランディー・マイズナーが抜けて、新加入のティモシー・シュミットが歌う、もろAORと言った大人っぽいソウル、シティー風バラード。

もう全盛を過ぎた後期の作品になりますが、歳を重ねてわかる良さがある曲だと思います。

 

 

Steely Dan/  My Old School

スティーリー・ダンも名曲だらけですが、不思議なバンドでこれと言った際立って印象深い曲はないけど、なんか雰囲気が全部最高みたいな感じです。

これはセカンド「エクスタシー」に入っている、スティリーダンでは割とロックっぽい曲ですが、やはりどこか心地いいです、わたしは。

 

 

Rod Stewart/

いろいろ悩みますが、やはりこれはベストに入れないといけません。
初期のソロ、ロッドの名バラード、純粋にホントいい曲です。