ここ最近、かつての懐かしい?アーティスト・・・バンドの新作の話題を見ますね。
みなさんはどうかわかりませんが、わたしは、かつて一世を風靡したような、ビッグ・アーティストが、歳を取って近年出す「新作」を、いいと思ったことがないんですよね。
なんでなんだろう?
わたしがかつての全盛期の雰囲気にとらわれ過ぎているからか、それともアーティスト側のアンテナが確実に錆びているからなのか、それはわかりません。
でも昨年出た「ストーンズ」の新作も、買ってないけれど、Youtubeなどに出る公式のPVを見た限り、なんだか全然良さがわかりませんし感じられませんでした。
ネット評では、ここ最近なかったくらいの快心作!的なものを多々見ましたが・・・。
とまあ、そんな最近のかつてのビッグネームのニュースで、気になったのが、元オアシスのボーカル、リアム・ギャラガーと、ストーン・ローゼズのギタリスト、ジョン・スクワイアのコラボです。
80年代後半のストーン・ローゼズは、わたしはかつて大好きで、一時マンチェスター系ばっかり聴いていたくらい影響を受けていましたし、90年代のオアシスは、年齢的に大影響を受けた・・・というほどでもなかったですが、そこそこ好きでした。
そんな2バンドの主力メンバーがコラボアルバムを発売!
ということで期待して、まずはYoutubeに出た公式PVを拝見。
今は、中身も知らず買う前にこうして、自分が共感できるかチェック出来て、いい時代になったような味気がないような・・・。
で、数曲聴いてみたんですが、まあ構成的に当たり前で仕方がないのだろうけれど、
もろストーン・ローゼズの曲を、何故かオアシスのボーカルが歌っている。
まあ、そのまんまですが、それ以上の新しい発見や新鮮さ、感動は個人的には0でした。
↓出だしから、もう笑っちゃうくらいローゼズ、で、なぜかオアシスが歌ってる・・・と。
でも、両バンドともかつて好きで良く聴いて、そんな好きな二人がコラボして、嫌いなわけがないはずなのに、「イマイチ面白くないな・・・」としか感じないわたしは、老化現象が始まっているのかもしれないですかね。
そんな80・90年代の大物の次に注目したニュースが、ピート&カールの、
リバティーンズ
彼らが復活し、9年ぶりに出したという新作のニュースです。
このバンドの主要メンバーは、わたしより10歳も年下の若造(笑)で、2002年デビューと、こういうガレージっぽいパンクロックに夢中になるには、わたしは30代でおじさんすぎた。
でも当時の勤務先のアルバイトに、「俺らの世代のパンクをぜひ聞いてみてほしい!」と、彼らのデビューCDをもらったんですよ。
で、聴いた感想は、
「もう今更こういうのはいいよ・・・・」
でした。
それ以降、好んで聴いたことすらなかったんですが、でも新作リリースのニュースを見て、「あの青臭くて、勢いだけで大したことやってないのに持ち上げられていた、あいつらがどんなことを再開したのか・・・」なんか気になってしまい、こちらもYoutube公式で何曲か聴いてみました。
ちょっとビックリ、あの勢いだけの破天荒な若造が、こんな深い雰囲気の曲をやるとは・・・
これ、以前のファンに受け入れられる??
結構いいんじゃない??
いや~
ローゼズ+オアシスよりは確実に好きかも。
最後に、これはかつての大物とは違うかもしれませんが、
ポール・マッカートニーの息子と、ジョン・レノンの息子がコラボして出したという新曲。
ポールの息子が主役のポールの息子の作品なのに、ジョン・レノンがいかにも作りそうな、ジョンっぽい曲にしか(わたし個人的には)感じない面白さ。
まあでも、声のせいもあるのか、曲はまあまあ・・・というか、平凡な感じがするかな。
ちなみに、Youtubeでこれを聴き終えた後、ボーッとしてたら、次に勝手にビートルズのデイ・トリッパーに映像が変わったんですが、やはり、
すげーいい!!カッコイイ!!素晴らしい!!感動!
ってなるんですよね。
そういうの、最近のロックアーティストからは、感じられないんですよね。
まあ、わたしが年を取った・・・ということなんだろうな。。