最近サラリーマンみたいな・・・まあ、サラリーマンもどきではあるんですけれど、土・日休みが続いています。
昨今は急に寒さが本格的になってきたので、あまり外遊びもままなりませんし、休みは家で暖かくしておとなしく音楽鑑賞!
・・・って、いっつもそうか。。。
 
とまあ、今日はなんだか急にブルースが聴きたくなりました。
ブルースって、ジャズやカントリーなんかに比べ、ディープで濃い割には「どれも似たようなもん!!」というイメージがあって、BBキングとか、オーティス・ラッシュとか、ジョン・リー・フッカーとか、アルバム割と持っている割にそんなに好んで聴きません。
 
なのに不思議と、最近は「なんかブルースいいよね・・」ってモード。
別に誰かがやってたとか、何かに触発されたというのはないんですが・・・。
 

とまあ、わたし以前も書いたように、ホンモノのルーツ的なブルースより、白人のやるコピー的な、ホワイトブルースを結構好むところがあります。

そんな真のブルースマニアからしたら、邪道なわたくしですが、今回チョイスしたのはその白人ブルースとホンモノの中間ともいえるこの作品です。

 

マディー&ウルフ。

 

ご存じ、ブルースの巨人で、ロック好きなら多分知ってるだろう「マディー・ウォーターズ」と「ハウリン・ウルフ」の作品が半々に入っている、今も売っているのかどうか知りませんが、入門者にはとてもいい作品です。

コメントにもビギナー向けって書かれていますね。

 

この2人のブルースの巨人のバックを、それぞれ英米の白人ミュージシャンたちがサポートしていて、ロック的な演奏になっています。

 

マディー・ウォーターズのほうのバックは、わたしがアメリカのブルース系白人ギタリストでは一番好きな、マイク・ブルームフィールドが演奏しています。

 

Blow Wind Blow ポール・バターフィールドとマイクのギターの掛け合いが素晴らしい。

しかし、マディー・ウォータズの唄を聴くと、ホンモノのブルースの凄みを感じます。

白人が憧れるのもわかりますね。

 

 

Long Distance Coll

初期のツェッペリンがやってることは、これをラウドにしただけじゃん?みたいな素晴らしいスローブルースのライブ演奏です。

 

 

ハウリン・ウルフ サイドの演奏にはクラプトン、ウィンウッド、ストーンズのビルにチャーリーという、ブリティッシュの豪華な大物がバックを務めています。

アメリカ側より、軽快な演奏に聴こえるので、演奏は聴きやすいですが、マディーよりもよりワイルドでディープに感じる、ハウリン・ウルフのドスのきいた歌が重厚です。

 

とまあ、これからブルース、ちょっとかじってみようかな・・・みたいな人には、とっつきやすい、いい作品だと思います。

この後わたしは、ブルースのチェスのオムニバス、2枚組アルバムを聴きながら爆睡してしまいました。