あんなにアウトドア派だったのに、最近は引きこもって、DTM(パソコンで音楽制作)ばっかり。
ボーカロイドが予想外に面白くてハマッているというのもありますが、やはり今年の酷暑と、わたしももう55歳・・・というのがあります。
気持ちは20歳の時と、あまり変わった気がしないので、50歳半ばにもなって、娘に笑われながら、なんちゃってボカロPを気取っていますが。
でも、バズるどころか、アクセス数一週間で12回・・・とかなんですけど(苦笑)
とまあ、いろいろ録音しているわけですが、新たに曲を作るというより、過去に作った曲をボカロで試していることが多いです。
今回もふと気が向いて、わたしが1986年の高校生の時に作った「Moonlight」という古い曲を再録音してみました。
当時ギターバンドをやっていたので、あまりに方向性が違う・・・ということで、表舞台には出さなかった曲ですが、結構お気に入りの曲です。
当時の同級生、鶴間純くんという人が、とてもいい詩をつけてくれています。
「家路を急ぐ人たちはみな きっと誰かが待っている
傷つくたびに ぼくはいつも 誰かの笑顔探してる・・・・
愛する意味が まだ僕にはわからないよ」
こういう、彼が詩を付けた、好みの曲を沢山作ったんですが、それをその後のバンドのボーカルに、
「長い髪をほどいたおまえ 邪魔そうにイヤリング外す ドラスティック ナイツ!」
みたいな、どーでもいい歌詞に替えられてしまい、ガッカリやる気が失せた・・・、という苦い思い出がよみがえります。
とまあ、1993年に新しい4トラックMTRを買った時も、この曲をわたしのボーカルで再録音しています。
でもヘタだし、自分の声って聴いていて気まずくなるので、あんまり聴きたくないんですね。
そこでボーカロイド!!
というわけなんですが、そうして今回録音したものをぜひお聴きくださいませ↓↓
ちなみに、こちらが、あまり出したくないんですが、わたしが歌った1993年のバージョンです↓↓
どうでしょうか?
どっちがいいかな?
自分で言うのもなんだけれど、20代のわたしが歌っているバージョンもこうして聞くと、そんなに悪くないような気がしないでもないような・・・。