今日は連休です。
8月も終わり、さて、そろそろ暑さも少しはマシになるだろうと、約4か月ぶりにどこかへ出かける準備をしていましたが、週明けから再び猛暑復活、東京36度・・・ということで、結局また2日間、部屋でクーラーに当たってゴロゴロしていました。
クーラーにばっかり当たると良くないと言いますが、普段そんな猛暑の中外で死にそうになりながら働いていますのでお許しください!!
ということで、家でゴロゴロといえば、寝るか、ネットで動画をダラダラ見るか、模型をいじるか、音楽を聴くか!
今回は、最近なんかハードロック系に気持ちが行ってしまっているのか、頭に「サラ」のメロディーが妙にリプレイする、アイルランドの伝説のハードロックバンド、
シン・リジィ
を真っ先にチョイスしました。
作品は、選曲のいい彼らのベスト盤で、
The Very Best Of Thin Lizzy/デディケーション~フィルに捧ぐ
ライブ・アンド・デンジャラスに入っているロザリー
わたしの好きなアメリカンロッカー、ボブ・シーガー作の、いかにも爽快でアメリカンな骨太ロックンロールという感じで、歌も演奏もうまいなって感心します。
ちなみにわたしは、このライブでギターを弾いている、ブライアン・ロバートソンというギタリストが結構好きで、この人とスコット・ゴーハムのコンビが好きですが、ゲイリー・ムーアも嫌いではないです。
そうそう、このシンリジィですが、アフリカ系ブラジル人?とアイルランド人のハーフでベーシストの、フィル・ライノットが歌う、70年代初頭から活動しているギター・ハードロックバンドです。
そのロゴから、わたしは初期メタルバンドかと思っていたのですが、70年代から80年代初期にかけてはメタル色はないですね。
それより、ハードロックにしても、ギターリフとかよりもメロディー重視というか、ハードロックとも言えないような曲も多く、そこがこのバンドの好きなところです。
わたしが好きな曲、ダンシン・イン・ザ・ムーンライト
これなんか、普通のハードロックバンドはまずやらなそうな曲調で、ジャジーというか、サックスが入った渋い演奏です。
アコースティックでカラッと歌う、フォーク的なバラード、サラ。
わたしの頭を最近このメロディーがグルグルしています。
これも、あんまり普通のハードロックバンドはやらない感じですよね。
ちなみにわたしがシンリジィを聴いたのは、1990年代の初頭で、すでにフィル・ライノットは亡くなっていたような気がします。
当時、わたしはツインギターでバンドをやっていたのですが、相方のギタリストが熱狂的なシンリジィ&ゲイリームーア好きで、わたしはビートパンク、ニューウェーブ出身のギターだったので、それまでシンリジィなんてまともに聴いたことがありませんでした。
で、そのギタリストが毎回カーステや、部屋で、ゲイリームーアやこのシンリジィのPVなんかを見せるものだから、最初はこういうハードロックは好きじゃない・・・なんて言っていたんですけれど、シン・リジィに関しては「あれ?結構いいな・・・」なんて感じてしまって・・・。
で、その時聴いてみるかと買ったアルバムがこれで、割と思い出深いです。
シン・リジィではないけれど、このアルバムに入っている、ゲイリー&フィルのアウト・イン・ザ・フィールド
これはこのCDを90年代に買う以前から唯一知っていた曲で、80年代中盤前くらい、ベストヒットUSAというテレビ番組でよくPVが流れていた、リアルタイム、ヒット曲でした。
ビリー・アイドルなんかにも共通するような、いかにもザ・80年代洋楽、産業ロックといった大げさなアレンジ、楽曲ですが、嫌いじゃないんですよね、こういうの。
というか、フィル・ライノットのボーカルが好きなので、彼が歌えば何でもいいやって感じ。
とまあ、元々曲のいい彼らのベスト盤なので、捨て曲なんて一つもないいい作品なので、ちょっと彼らを少しかじってみようという人には最適な作品で、おすすめです。
最後にちょっと多めですが、彼らの代表曲の一つで締めます。