もうすぐ梅雨入り?の昨今・・・
今日は休みだったんですが、なんだか外は蒸し暑かったので、家でのんびり音楽三昧です。
いつものごとくいろいろ聴きましたが、夕方くらいに、久々にチョイスしてみたのが、バッド・フィンガーの1971年の三作目「ストレート・アップ」です。
夕方、一日が終わろうとしてるときに聴くとこみあげてくるものがある、Take It All
このアルバムが全体的にそうなんですが。
ちなみに、このバッド・フィンガーというバンド、以前もチョイスしましたが、知っているよ!という方が多いと思います。
ビートルズが解散前くらいに設立したアップルレコードから、弟分みたいな雰囲気でデビューしたバンドで、アップルで成功したのが他にあまりいないこともあり、ビートルズ絡みで語られることが多いバンドだ。
確かにブリティッシュの美しいメロディー、コーラスワークなど、ビートルズのポールの作風を彷彿させるところはありますが、私個人的にはそれほどビートルズっぽくもないバンドだと思う。
パワーポップの先駆者的な評価もあり、どちらかと言えばビートルズよりも、時代柄当たり前ですが、70年代のロックサウンドという感じです。
まあ、とにかく、
POPでメロディアスな染み入るいい歌が好き!
という人には、問答無用でまずチョイスしてみてほしいバンドの第一候補です。
POPないいメロディーの唄だけれど、それほど甘ったるくもなく、きちんとロックしているところもいいんです。
Baby Blue
もう全曲とりあげたいくらいの、名曲目白押しのアルバム
これも心に染みるName Of The Game
やはり、悲劇の死を遂げたピート・ハムの作る曲が、特に琴線に触れるメロディーの気がする。
私個人的には、ポール・マッカートニーにも負けない才能だと思う。
バッド・フィンガーの全米での最大のヒットになるDay After Day
ジョージ・ハリスンのプリデュースで、ジョージっぽいスライドギターのイントロが聴ける、染み入るナンバーです。
なんか一日の終わりに、独りでこういう作品を聴いていると、人生の哀愁を感じてしまいますね。