GWも終わって一週間、いつもの日常にもどってきましたが・・・。
こんなこと言っといてわたし、GWなんかあんまり関係がない仕事なので、そんなに実感はないんですけどね。
そんなGW明け一週間の今日、明日から何故かまた連休になっています。
というわけで、仕事もまだまだGWの影響でかなり少なく、早く上がれましたので、ゆっくり音楽鑑賞タイム!
そんな今日のこの一枚としてチョイスしたのは、ザ・ラスカルズの、ライノ編集のベスト盤です。
このザ・ラスカルズというバンド、わたしは二十代の頃から大ファンで、アルバム単体でも揃っているんですが、ご紹介も兼ねて今回はあえてベスト盤をチョイスしました。
一見おどろおどろしく始まりますが、サビがキャッチーで爽快なyou better run
このラスカルズは、初期はヤング・ラスカルズという名前で、1960年代中盤頃に、アメリカから出て活躍したバンドです。
ニューヨーク下町の、イタリア系メンバーが中心で、1966年にファーストアルバムを出しています。
とまあ、そんなよくあるビートルズなどUKビートの影響から出てきた、60年代アメリカに有りがちなビートバンド??と思わせといて、一味違うバンドです。
簡単に言えば、ソウル、ゴスペルなどブラック色が強い、言わばブルーアイド・ソウルの走りというのか・・・。
アメリカの60年代のロックバンドによくある、泥臭いブルージーな黒っぽさではなく、オルガンを生かしたソウルフルなボーカルを基本に、都会的なオシャレな色合いの曲をやるバンドです。
ソウルフルで黒っぽい持ち味のラスカルズにしては唯一例外みたいな、珍しい、come on up 。
ストレートなファズギターが疾走する、彼ら版ガレージロックみたいなナンバーで、こういうのはこの曲くらいんなんですが、やる気になればこういうのもやってしまえるところがカッコいい。
白人とは思えない、まるでアトランティック・ソウルを聴いてるような気分になる、ive been lonely too long
メランコリックというか、冬のパリの散歩道が似合うような、せつないボサノヴァ的ナンバーhow can i be sure
彼らのナンバーでは一番好きな曲だ。
とまあ、もう名曲が多すぎて全曲紹介したいくらいです。
ちなみに、彼らの一番の大ヒット兼代表曲と言ってもいい「グルーヴィン」はあえて外してチョイスしました。
この方々は、山下達郎さんのフェイバリッドのバンドだそうです。
なんか、それもすごくわかるような気がするというか。
それにしても、いや~、久々に聴いたけれどやっぱりいいですね。
確実に、わたしの永遠のフェイバリッド・バンドの一つです。