久々のツーリングに出ていたので、こちらはしばらく放置となっていましたが・・・

まあ、わたしのブログは突然放置して気が向けば、みたいなところがあるので、いつもの事と言えばいつもの事なんですが。

 

↓ツーリング記事はこちらに書いてあります。興味がおありでしたらよろしくお願いします。

 

 

というわけで、こちらにかかりきりになってしまっていた為、音楽三昧どころではなかった感じですが、今日は久々に一日ゴロンと、恒例の音楽三昧でした。

やっぱり音楽を聴くのはいいですね。

幸せを感じます。

 

わたしにとってのストレス解消と生きがいは、やはり旅と音楽(あと、時々鉄道模型遊び)

音楽演奏、ギター演奏が入っていないところが「ギタリスト」とか言っている身としてはすごく悲しいんですが、でも演奏ってわたしにとって、逆にストレスなんです。

演奏を重ねて作品が形になっていったり、作品を作ったりするのは大好きで、楽しいし、ストレス解消になるのですが、ギターだけを一人でペラペラ弾くのは、正直何が楽しいのかわからず、面倒くさいとかそういう感情になることが多いんです。

 

・・・なんて、また御託ばかりが多くなりましたが、今日最初に久々のこの1枚にチョイスしたのは、

トム・ペティー&ハートブレイカーズが1979年に出した代表作、 Damn the Torpedoes 

日本タイトル「破壊」です。

 

オープニングを飾る、少し暗い雰囲気のロックナンバー、Refugee

 

このトムペティー、名前は割とここ日本でも知られているような気がしますが、でも熱狂的に支持されているとか、ファンが多いという感じがしません。

ディランとかビートルズのジョージとかと一時ユニット組んでた人でしょ・・・とか、名前は聞いたことあるけれど、きちんと聴いたことはないかな・・・みたいな方は多いんじゃないでしょうか。

 

わたしも20代後半までは、「ハートブレイカーズと言えばジョニー・サンダーズだろ?」みたいな感じで、まともに聴いたことはありませんでしたが、アメリカンロックに目覚めてからは、好きなアーティストの一人です。

 

でもアメリカでは非常に支持の厚い方らしく、この人とブルース・スプリングスティーン、ボブ・シーガーは、70年代の3大アメリカ魂的アメリカンロッカーみたいに捉えられているようです。

実際、この3方は音楽スタイルも似ていて、少し田舎臭い雰囲気の熱いアメリカン魂系ロックという感じでしょうか。

曲なんてそれこそ、ブルース・スプリングスティーンと歌い手を交換すれば、そのまま彼の曲になりそうな雰囲気がします。

 

でも、トム・ペティーはスプリングスティーンとは違い、野太く力強いパワフルなボーカルと言う感じではなく、少し甲高くて、繊細そうな声なので、そこがパワフルな他の2名とはイメージがやや違うかなと思う。

なので、ズンと魂に響くという感じではなく、ちょっと軽く、せわしなく聴こえるイメージがします。

わたしはそこが、スプリングスティーンとかよりも、音楽的には好きと感じるところなんですが。

 

 

Don't Do Me Like That

 

サウンド的にはこのような、オルガン的キーボードが入った、なんの衒いもないシンプルな、ミディアムナンバーのアメリカンPOPロックです。

特に刺激を求めず、なんとなくいい感じでまったりと流せて、気持ちよく聴ければいい、という中高年にはピッタリなサウンドではないかと思います。

 

 

アメリカンロックの、王道の黄昏カントリーフォークバラード的なLouisiana Rain

やはり、なんの刺激もないけれど、純粋にリラックスして聴けるいい曲というのは、歳を重ねるほどいいもんだなって思います。

 

ちなみに、このトム・ペティーさんは2017年に鎮痛剤の過剰摂取で亡くなっていられます。

 

ということで、やはりアメリカンロックはいいですよ!