ようやく暑さも収まってきたのはいいですが、イマイチな天候が続いて、どうも気分が上がりません。
今日は、お盆明けで仕事量がそろそろ増えるかと思いましたが、そうでもなかったので、帰ってきて少し音楽鑑賞。
このところ、暑さから来る代謝の良さでパワーが漲っていたせいか、歳の割にはハードめな音楽を紹介てきましたが、今日は仕事上がりということで、また疲れた50代のおじさんらしく、ソフトな音楽を聴きたい気分に!
ということで、チョイスしたのは、ダン・フォーゲルバーグのベスト盤です。
Part of the plan
このダン・フォーゲルバーグという方、70年代を全盛期に活躍していたアメリカのソンガーソングライターみたいな方ですが、わたしはなんで知ったのかな?
多分中学生の頃見ていたベストヒットUSAという深夜テレビで存在を知ったと思うんですが、まともに聴いたのは30代とか、かなり後のことです。
まあ、20代まではパンクだローリングストーンジーなロックンロールだ、ガンズだドールズだとか言ってたし、こんな音楽聴くことなんか考えられませんでしたからね~。
でも、最近は妙に気に入っていて、時折チョイスする作品になっています。
とまあ、サウンドは、まさに最近のわたしの趣向にピッタリな、ザAOR、大人のソフトロックですよ。
わたしの個人的な印象では、そうしたソフトロックやAORより更にソフトで軽快な音楽という感じで・・・、それこそ日本の70年代のフォークとかニューミュージックを彷彿とさせる、キャッチーで難解さゼロの音楽です。
この人を聴いていると、CD音源だと、ボズ・スキャッグスは勿論、エア・サプライやクリストファー・クロスでさえロックに感じるというくらい、本当にライトな音楽に聴こえるのです。
ダン・フォーゲルバーグのわたしが一番好きな、売れ筋フォークソング的曲、Longer
残念ながら本家の公式映像が無かったので、良くわからない人のコピー演奏映像で↓
なんだか、キザな男が、女性を口説くとき流しそうな甘いサウンドで、それを聴いた女が感動で涙する・・・みたいな・・・って、こんな感性自体が昭和の時代遅れの感性かな?
でも、そんな昔のトレンディードラマ(死語)でいかにも流れそうな曲だ。
こういうのが好きで、心地いいと思う自分の感性って、やはりホント平凡というか、昭和の一般的日本人感性なんだなって痛感します。
あと昔小中学生の一時、フォークやニューミュージック好きだったこともあるかもしれません。
いかにもAOR的なMissing You
でもこのライブ映像はかなりロックな雰囲気が出ていて、基本は同じですが、CDとは聴いた印象がなんとなく違います。
CDだと、もっとダンディーな雰囲気で甘ったるく歌っており、最初のライブ映像の曲もですが、こんなシャウトはしていなくて、歌い方でここまで雰囲気が変わるんだなって思う。
まあ、こういう発言自体がオッサンなのかもしれませんが、アメリカ人とかって、普段一見甘ったるい軟弱音楽をやっていても、ライブとかではしっかりロックな傾向になるのが凄いというか、羨ましいというか、英語の持つ特性もあるのかもしれないけれど、やはり日本人のロック意識とは明らかに違うんだなって思うことがあります。
日本人は逆に、本人熱くロックを語って、ロッカーを標榜しているクセに、全然ロック魂感じるライブになってない・・・みたいな人、多い気がしますからね。
とまあ、最後は日本人ロッカーを、軽くディスってしまいましたが、まあ今週も頑張りましょう!