猛暑も一休みですが、天気の悪い日が続いています。
外仕事で暑さにやられている身としてはいいのか悪いのか・・・。
今日は休みで、さほど暑さもひどくはなく、おまけに最近新しいバイクを買ったんですけれど、でもなんだか天気が悪いのと、相変わらずの疲労年寄りのため、結局は家でグウタラと音楽鑑賞三昧です。
これが一番ラクかつ楽しくていい!
来週からまた猛暑が復活みたいだし、ここでゆっくり休んどかないとね!
と言うことで、今日は久々に朝からトラフィック三昧することにし、ファーストから、デイヴ・メイソンのソロまで彼らを連発。
まあ、どれを紹介してもいいのですが、とりあえず1968年のセカンドアルバム、トラフィックをご紹介。
スティーヴ・ウィンウッドのトラフィックでの代表作?Pearly Queen
このトラフィック、それほどここ日本では認知されていないバンドかもしれませんが、かの有名なスティーヴ・ウィンウッドが代表を務める、イギリス出身のバンドです。
解散したり、メンバーを変えたりしながら、70年代も活動しますが、メジャーなのは60年代後半の初期の頃の作品でしょう。
そんな彼らのスタート時代の67~69年頃というのは、サイケ全盛期で、彼らのファースト「ミスター・ファンタジー」やこのアルバムも当然ドップリそれに浸かっており、いわゆるサージェントペパー的・ブリティッシュ・サイケ色が非常に濃く漂っています。
なのでスティーヴィー・ウィンウッドでイメージする「ソウルフル」「ブルージー」な要素は、この初期トラフィックは薄い。
というか、このアルバムは主役のウインウッドより、歌って曲も作れるもう一人の雄、ギタリストのデイヴ・メイスンがファースト以上にグッと目立ち、躍進した作品で、それが理由かこれを最後に二人は袂を分かちます。
多分トラフィックで一番有名?なFeelin Alright
サイケ色漂うアルバムの中で、唯一非常にソウルフルな作品ですが、ソウルのウィンウッドではなく、もう一人の雄、ディヴ・メイスンの曲で、この人のソロライブなどでも定番に演奏され続けるナンバーです。
わたしがこのアルバムで一番好きなCryin' to Be Heard
ちょっとプログレのような感じもするサイケナンバーで、こちらもメイスン作品。
わたくし個人的に、このメイスンと言う人のソロはどこか物足りなく感じることが多いのですが、このトラフィックというアルバムでは、ウィンウッド作品より彼の作品のほうが好きなものが多いという・・・、自分でもどうしてか不思議です。
ということで、このバンドは、メンバーが割と有名な割には、今ではあまりふり返られない気がしますが、60年代後半のクリームとか、スモール・フェイセズが好きな方は多分気に入るんじゃないかな?