こないだ若い女子社員に、「仕事ができるjagさんを尊敬しています!」と言われて、調子こんでる53歳です。

褒められて伸びるタイプなのでね。

 

でも寄る年波には勝てず、おだてられて張り切りすぎた後の休日はやはり動けません。

今日も給料入ったし、久々にバイクで走りにでもと、せっかく朝4:30に起きたのに、自覚がないまま二度寝してしまい、ハッと気付いたら9:30だったという・・・。

結局夕方の今まで、絵にかいたおじさんよろしく、家でダラダラしてます。

 

と、最近は家でゴロゴロというと、ここのところハマっている模型いじりばかりですが、今日は午後3時くらいから久々の音楽三昧。

でも連休なのに、疲れた中年らしく、のどかな音楽ばかりチョイスしてしまいます。

 

ということで、今日のこの1枚は、騒がしさとは対極にあるこの作品、

ニルソンが1969年に出した、HARRY(ハリー・ニルソンの肖像)

 

 

 

ニルソンは70年代、ジョン・レノンと一時つるんでいたりした方で、有名なのは、バッド・フィンガーのウィズ・アウト・ユーのカヴァーあたりでしょうか?

その曲が入った「ニルソン・シュミルソン」という作品も代表作だと思いますが、今回紹介する作品より少し落ち着きがないというか、ロックっぽい印象をわたしは持っています。

 

今回お話ししている、ハリー・ニルソンの肖像という作品は、ロックのアルバムですらないという雰囲気。

なんというか、セピア色の雰囲気と言うのか、1930,40年代・古き良きアメリカのヴォードヴィル調みたいな、素朴な小劇場ミュージックという感じです。

 

 

Nobody Cares About the Railroads Anymore 、全体的にこんな雰囲気で進んで行きます。

 

この古き良きセピア色サウンドのアルバム、聴くたびに途中、「おっ!」と、思わず意識をしてしまうのが、ビートルズのホワイトアルバムでポールが歌う「マザー・ネイチャーズ・サン」のカヴァー、。

こちらをほぼ原曲のままカヴァーしていますが、大抵のビートルズ・カバーを聴いたときに感じる違和感というか、「原曲よりは良くないな・・・」というのがなくて、ニルソンのバージョンは、かえってこの曲の良さを再確認させてくれる感じです。

それくらい、この曲は、ニルソンのボーカルや、このアルバムの雰囲気に合っているのでしょう。

 

 

このアルバムで唯一ロックを感じる「レインメイカー」。

わたしが一番好きなニルソンの曲だったりします。

 

とまあ、今回は日中にかけましたが、お休み前のゆったりしたひと時、本でも読みながらソファーでまったり流すといいアルバムだと思います。

わたしはお休み前にソファーで読書、みたいな優雅な部屋には住んでいませんけどね。