仕事の連勤、バイトなのに教育係を押し付けられ、疲労と憤りの一週間でした。

まあ、グチグチ状況なのは相変わらずですが、嬉しいことと言えば、チーム青森時代から応援しているカーリング日本代表が決勝戦進出になったことでしょうか。

もう歳なので、喜ぶ彼女たちを見て一緒に泣いてしまっていたりしますが・・・。

 

そんな訳で、久々の連休!

コロナの第6派もあることですし、天気も悪いし、疲労もたんまりだし・・・ということで、今日は朝からゴロゴロしたあげく、昼前から音楽三昧。

 

今日最初にチョイスしたのは、まあほぼほぼ皆さん知っていると思われるスター、

ビリー・ジョエルです。

なんでかは分からないのですが、朝から「今日はまずビリー・ジョエルだ!」と心が叫んでいまして、迷うことなく選んだアルバムは、1976年に発表した、Turnstiles、日本タイトル「ニューヨーク物語」です。

 

 

 

ビリー・ジョエルが大物になる切っ掛けというか、世間的に評価が高いアルバムは、この作品の次の「ストレンジャー」か、続く「ニューヨーク52番街」という作品だと思われます。

実際、それらの作品は、ベスト盤に入るヒット曲満載で、内容も当然素晴らしく、わたしも中学1年生の時からもう40年近く好きですが、でも個人的にはこの「ニューヨーク物語」という作品が、ビリー・ジョエル作品では一番内容が好きですかね。

 

この前の「ピアノマン」などは、全体的にはイマイチ、ダレてしまうような感じがするんですが、この作品は地味ではあるかもしれませんが、ドラマティックでかつソウルフルな感じがあり、大人のくたびれた心にしんみりと染みわたるようなところがあります。

その分、ストレンジャーとかで聴けるような、ロックっぽいナンバーは少ない印象。

 

 

Say Goodbye to Hollywood ・・・さよならハリウッド

トップを飾るこの曲は、後のライブアルバム「ソングス・イン・ジ・アティック」にもライブバージョンが入っていて、ベスト盤もそちらからの選曲になっています。

わたしもそのライブバージョンを先聴いて、一二を争うくらいビリー・ジョエルの好きな歌になったんですが、・・・まあこの映像もライブだけれど、アルバムにはこのスタジオバージョンが入っています。

でもなんでベストではライブから選曲したんだろう?と思うほど、両方のバージョンに違いはほぼありません。

 

 

I've Loved These Days 

なんだか、ジャクソン・ブラウンがやりそうな、ウエストコーストっぽい哀愁のバラード。

ビリー・ジョエルはニューヨークの人で、あの町を愛しているような感じで有名ですが、一時カリフォルニアで仕事していたことがあるせいか、結構この時代はウエストコーストサウンドっぽいニュアンスも私個人は感じます。

 

ということで、ビリー・ジョエルはこの70年代後半の時代に出した作品群が、やはり一番いいなって思います。

ロックにこだわるとまあ、いろいろああだこうだ意見はあるかとは思いますが、ビートルズにせよクラプトンにせよイーグルスにせよ、このビリー・ジョエルにせよ、名の通ったビッグスターの名盤と言われる作品は、特におじさんの疲れた心をあんまり裏切らないですよ。